子育て歴は約10年。
長男(10)、次男(7)、三男(2y6m)の三児のパパである。
過去にベビーカーを連れて旅行した場所と言えば、シンガポール(海外旅行)、沖縄旅行(国内飛行機)、ディズニーランド、新幹線を使った帰省、オートキャンプなどがあった。
その時に感じた、
「持ってきて良かった~」
「持っていかなくて正解だったな・・・」
のリアルを語ろうと思う。
いきなり結論!
とりあえず何を買ったらいいのかワカラナイ!ハズしたくない!という人は下記を参考に。
生後6ヶ月までの国内旅行(飛行機) | 航空会社からチャイルドシートをレンタル ベビーゼン YOYO2 0+6+(機内持込ぎり可) サイベックス コヤ(機内持込ぎり可) 1時間程度のフライトなので膝上 サイベックス オルフェオ(機内持込NG) バガブー バタフライ(機内持込NG) ※YOYOはアウト!と言われた海外の事例もあります。正確には機内持ち込みサイズは若干オーバーしています。国内では「見過ごしてくれる」ことが多いみたいです。「YOYOならOKよ」と。 ※だから同サイズのコヤも入れておきました。 |
生後6ヶ月からの国内旅行(飛行機) | J is for Jeep アドベンチャー(機内持込NG) サイベックス オルフェオ(機内持込NG) バガブー バタフライ(機内持込NG) ベビーゼン YOYO2 6+(機内持込NG)※タレコミではOKの場合も有 gb ポキット オールテレイン(機内持込可) サイベックス リベル(機内持込可) |
生後6ヶ月までの海外旅行(飛行機) | 航空会社からチャイルドシートをレンタル サイベックス オルフェオ(機内持込NG) バガブー バタフライ(機内持込NG) ベビーゼン YOYO2 0+6+(機内持込NG) doona インファントカーシート ※ANAはレンタルを提供していません ※1時間程度のフライトなら膝上も可 |
生後6ヶ月からの海外旅行(飛行機) | J is for Jeep アドベンチャー(機内持込NG) サイベックス オルフェオ(機内持込NG) バガブー バタフライ(機内持込NG) ベビーゼン YOYO2 6+(機内持込NG) gb ポキット オールテレイン(機内持込可) サイベックス リベル(機内持込可) |
生後6ヶ月までの国内旅行(電車/新幹線) | Joie エアドリフト グレコ シティスター GB サイベックス オルフェオ(省スペース) バガブー バタフライ(省スペース) ベビーゼン YOYO2 0+6+(省スペース) 国内メーカーの軽いA型ベビーカー |
生後6ヶ月からの国内旅行(電車/新幹線) | サイベックス オルフェオ(省スペース) サイベックス リベル(省スペース)
バガブー バタフライ(省スペース)
ベビーゼン YOYO2 6+(省スペース) ジュールズ エア(省スペース) J is for Jeep アドベンチャー(省スペース) Iベビーマイクロベビーカープラス(省スペース) gb ポキット オールテレイン(省スペース) 国内メーカーの軽いB型ベビーカー |
生後6ヶ月までの国内旅行(車/タクシー) | 【チャイルドシート設置済みなら】 サイベックス オルフェオ(座席足元) バガブー バタフライ(座席足元) ベビーゼン YOYO2 0+6+(座席足元) イングリッシーナ クイッド(座席足元) Joie エアドリフト(トランク) グレコ シティスター GB(トランク) 国内メーカーの軽いA型ベビーカー
【カーシェア&レンタカー/タクシー】 doona インファントカーシート
※またはトラベルシステムに対応したベビーカー(記事) |
生後6ヶ月からの国内旅行(車/タクシー) | J is for Jeep アドベンチャー(トランク) Iベビーマイクロベビーカープラス(座席足元) gb ポキット オールテレイン(座席足元) サイベックス オルフェオ(座席足元) サイベックス リベル(座席足元) バガブー バタフライ(座席足元) ベビーゼン YOYO2 6+(座席足元) ジュールズ エア(座席足元) 国内メーカーの軽いB型ベビーカー
※またはトラベルシステムに対応したベビーカー(記事) |
機内持ち込みが絶対OKなのはgbとリベルのみ。国内のエアで大目に見てもらえると噂はコヤとYOYO。もし搭乗する前に不安だったらチェックイン時に正直に話すといい。ベビーカーは手荷物との総重量には含まず無料で預かってもらえる。
\ 飛行機はリベルが有利も肩がけに保険を掛けて /
旅行に便利なベビーカーランキング
1位 STOKKE yoyo 6+
早ければ生後6ヶ月を越えたあたりから旅行に行きたいと考える人もいる。国内に限らず海外も。そんな時どうしても気になるのが飛行機の機内持ち込みサイズ(記事)に収まっているかどうか。リベルなら完璧に条件を満たしている。YOYOとコヤについても少し制限をオーバーするが見逃してくれる事例が多いと聞く。ただ旅行用の勘所はそれだけではない。「出先で長い階段に出くわしたらどうしよう?」そんな時のために肩がけした後のバランス感が最も良いYOYOをおすすめしたい。
\ いろいろ理由はあるけれどビジネスの現場なら /
出張に便利なベビーカーランキング
1位 サイベックス コヤ
「まだ産後半年も経っていないというのに私を復帰させるって?」「いや、復帰したいのか・・・」「マリッサ・メイヤーか!」そんなよくわからない話をしたいんじゃなくて、いろんな事情があって復帰するのだろう。しかしお子はまだ小さい。それならリクライニングが深く取れて、持ち運びも軽々で、走行性も機敏なコヤがおすすめ。
旅行に大切なベビーカー選びの考え方
それではなぜ上記のようなピックアップになるのかを説明したい。
その前に、先に少し質問させて欲しい。
「旅行とはどこからどこまでのこと?」
「旅行で便利というのはどういうこと?」
私たちは知っている。
本当に楽しい旅行は、もう道中から楽しい♪
楽しかったという余韻は、疲れなかった、慌てずに済んだ、スムーズにいけた!が大きく影響する。
ベビーカーを押す方の私も楽だし、乗せられている子どもも楽であれば言うことなしである。
そのためにはベビーカーに何が必要ですか?
旅のお供に大事な3つの要素
もちろんお値段は気になるところだけれど、私が考える旅行用に特化したベビーカーの大事は以下の3点。
- サイズ感(コンパクトまたはスリム)
- 重量(できれば6kg以内)
- 持ち運びやすさ(ショルダーストラップ/なければ付けられる)
いざという時に、「連れいけない!」なんてことにならないように。
機内に持ち込んだり邪魔にならないサイズ。
長旅の移動でも苦になりすぎない重さ。
普段から慣れた場所ではないところを移動するからこそのハンズフリー(両手が空くこと)の安全性。
ここが生命線になる。
これら以外の、
幌が深くて日焼け防止が~とか、
通気性がよくて蒸れない~とか、
クッションがふわふわ~とか、
荷物入れが充実~とか、
シートが洗えて~とか、
ぶっちゃけどうにでもなる。
あとは言うまでもないが、管理人パパ(私)がサイトを通して言い続けている
- 押す人と本体のボディバランス(身長にあったサイズか)
- 走行性の高さ(押しやすい・曲がりやすい・乗り越えやすい)
- デザイン性(ウキウキウッキーな気分でいられる)
は当たり前に大事である。
移動手段別 ベビーカーのおすすめ 5選+α
徒歩メインの普段使いにおすすめのベビーカー
剛性高く、走りに安定感あり。荷物かごも大きいので広いテーマパークのお供としても◎
バスやタクシーを使った移動におすすめの乳児・低月齢向けA型ベビーカー
空いていればバスの座席にそのままポンと置けるし、タクシーにも車輪を畳めばそのまま乗車OK
バスやタクシーを使った移動におすすめのAB型ベビーカー
全長も横幅もコンパクトで3輪ベビーカー並みに操舵性が良いので狭い通路や人混みの中もスイスイ。
飛行機を使う旅行におすすめのベビーカー
100席以上の航空機の機内持ち込みサイズをクリア。旅先でもしっかり活躍が見込める小さい巨人
機内持ち込みサイズに注意
※どの航空会社かを問わず確実に「機内持ち込み」を達成したいなら「gb ポキット オールテレイン」を選んでください。
※1辺でも20cm以上の長さがあるとNGとする航空会社も多く、また100席未満の機体では最長サイズが45cm以下と定められていることもあるためです(国内ならリベルで十分OK)
参考:IATAが「機内持ち込み」可能なスーツケースのサイズ推奨規格
機内持ち込みはかなり厳しそうですね。。
サイズ都合で妥協して、旅先で使う際に役不足だとちょっと、、
リベルはその点では無難だね。飛行機ならほぼリベル一択でいい。それ以外の交通手段ならいろいろ選べるけど、ショルダーストラップ付きは神だよ。
電車や新幹線での旅行におすすめのベビーカー
狭い通路の移動もラクラク。しかしその真価は肩がけ機能にあり
車での旅行におすすめのベビーカー
超コンパクトサイズなので後部座席のチャイルドシート足元にも置ける
フェリー・ヨット・ボートでの旅行におすすめのベビーカー
まさかの船渡しの利用で安全に桟橋を渡りたい時に両手フリーが生きてくる
自転車・馬車・人力車での旅行?に万能コンパクトベビーカー
リベルでも十分積めるけれど、更に高さが低く、軽量のポキットなら視界良好・運転安心
子連れ出張に便利なコンパクトA型ベビーカー
産後まもないのに職場復帰を強いられる・叶えたいママもいるだろう。
そういう時は「A型として月齢が浅い我が子の快適を確保」しつつ、コンパクトで飛行機・新幹線などの移動でも困らないものを選びたい。
正直、値は張るが最もユーティリティ度が高く、価格に見合う価値=仕事の価値を見いだせる。
まとめ
海外旅行が頻繁で、かつ数多の航空会社を乗りこなす人で機内持ち込みが欠かせない人は『gb ポキット オールテレイン』が最も安全な選択肢になる。
それ以外は予算に応じて好きなものを選ぶでいい。
最後に私のケースを少しお話すると、
シンガポールへ連れて行ったのは、『J is for Jeepのバギー』。東南アジアならこれで十分。機内持ち込みでなく手荷物で預け入れた。
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年始の海外旅行。シンガポール旅行で見かけたベビーカー
まだまだ回想録は続きますが、今年の年始はシンガポールで過ごしました。 義理の両親との家族旅行です。 決して、家計に余裕があるわけでもなく、 出費はかさむわけです…
しかし、海外。タクシーの乗車場面で「トランク開けて欲しい!」が気が小さくて言えない人はリベルかポキットがいいでしょう(笑)足元にちょこんと畳んでおきましょう。
沖縄旅行の際は、長男が2歳。
しっかり歩けたのと空港からレンタカーを借りて車移動が中心だったので、ベビーカーは首里城の中で借りた程度の利用にとどまった。ソーキそばが美味かった。
ディズニーランドへは、都内から千葉まで自家用車での移動。だから重さや持ち運びやすさを気にせずエアバギーを連れて行った。エアバギーを選んだ理由は二人乗りにしたかったから。その頃次男が生まれており、直前に買ったバギーボードを取り付けて長男をボードで運んだ。体力を温存して長く滞在を楽しめたのでオススメである。
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ディズニーランドでバギーボード必勝編
もう大分古い話になるが、去年の今頃を写真で見返すとディズニーランドに家族で出かけていた。 この時、まだ長男3歳、次男4ヶ月である。 「オイオイ、次男なんて行く…
新幹線を使っての帰省では、ここでもJeepバギーが活躍。
狭い座席でも窓際なら立て掛けて問題ない。
オートキャンプではエアバギーかJeepバギーを使うことが多かった。
キャンプ場が河原とかでは、実質エアバギーとかでないと走行が苦しい。
けれど小さい子どもをキャンピングチェアのごとくちょこんと乗せるだけならJeepバギーでも十分。
ただ、エアバギーもJeepバギーも折り畳んでも「大きい」か「高さ」があって、車のラッゲージスペースを結構食ってしまう。
当時はまだサイベックス リベルが発売されていなかったからこういう選択だったけれど、今ならサイベックス リベルを連れて行くだろうな(座席下に滑り入れてスペース節約!)。
参考にならないよね(笑)
まとめなおすと、
生後6ヶ月ごろまでなら | サイベックス コヤ/サイベックス オルフェオ/doona インファントカーシート/ベビーゼン YOYO 0+6+ |
ざっくり使うのに便利 | J is for Jeep アドベンチャー/Iベビーマイクロベビーカープラス |
機内持ち込みなら | サイベックス リベル/gb ポキット オールテレイン(100席未満) |
飛行機以外の公共交通機関に | サイベックス オルフェオ/ベビーゼン YOYO2 6+ |
姿勢よく徒歩で長時間も安心 | バガブー バタフライ |
こんな感じでしょう。
いろんな交通手段を組み合わせた旅行で、もっともコスパが高いのがサイベックス オルフェオ。
機内持ち込みにこだわらうならリベルもいい。
ただし、「楽に持てる」という部分ではショルダーストラップが無いのがネック。
それを補う方法として、ショルダーストラップをあと付けする技もあるので本気で購入を考えている人はチェック。
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たまに聞くのが「ベビーカー盗まれました(T_T)」。
まずもって今必要だし!
高かったし!
それにも増して想い出つまってるし!
で、盗った野郎を許せないわけなんだけども。
ベビーカーは高い。
1万円のバギーだって本当は盗られたくないものなんだけどもさすがに「盗られても仕方ないか・・・」で諦められる価格。
しかし、5万円以上するベビーゼン YOYOとか高級ベビーカーはさすがに盗られたくない。
捕まえたいけど、それより安全に。
というわけで、以前盗難対策グッズを紹介していたことを思い出しこちらも。
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記事から一つ抽出するとメジャーなのはこちらのバギーロック。
あとは、盗られた時の補償(保険)で取り戻すことを考えると対策としては以下の2つがある。
- 旅行保険に入り、携行品損害で補償してもらう(例:損保ジャパン)
- 旅行商品を購入したクレジットカードの付帯補償(携行品損害)を使う(注:楽天カードはゴールドカード以上で補償)
以上。
私が考える旅行用・公共交通機関にやさしいベビーカー選びのあれこれについてでした。