この記事は購入相談実績100件以上、100台以上のベビーカーを押し比べた管理人パパがお届けしています。
【レビュー】ストッケ ビートの口コミ(メリット・デメリット)

本日(4月8日)発売日になりました。
それによりストッケの公式サイトでも商品ページが公開されています。
ストッケ ビート Stokke Beat
価格 | 80,000円 + 税 |
対象 | 新生児~22kgまたは生後48か月 |
重量 | 9.5kg |
横幅 | 53.5cm |
ハンドル高 | 95~107cm(4段階) |
リクライニング角度 | 105°~153° |
参照サイト | https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000006741.html |
コンセプトは都市型コンパクトベビーカー。
このジャンルはベビーゼンのYOYOやイングリッシーナのQUID、バガブーのANTなどをはじめ続々と各社が力を入れて新作を投入している市場です。

今回の新作ベビーカーの特徴は?
- 両対面式(対面式・背面式をシート着脱で切り替え)
- ハイシート座面(54cm)
- コンパクト設計(駅改札も余裕の横幅最大53.5cmのスリム幅)
- ストッケ史上最軽量の9.5kg(笑)マッチョ男性でも軽々!
- スムーズな走行性(パンクの心配がないドイツ製タイヤ)
- リクライニング調整範囲の広い(105°~153°)人間工学に基づいたシート




どんな人にぴったりか?
- 多少重くても走行性の良いしっかりしたバギーが欲しい
- 「なんなら俺、育休取るし、育児頑張るから」のイケてる旦那
”男性”が積極参加を前提とした、男性向けの都会派ストローラーということで推したいわけです。
だからか、PVもここまで男性目線です…
メリット・デメリット
メリット
- メリットはやっぱりコンパクトになるというところ。(国内メーカー程度に)
- それとストッケでは初めて片手で折りたたみができるようになった点
- 対面・背面にセットできて、どちらの向きでも折りたたみが可能(メリオと同様)
- トラベルシステム対応
- 耐荷重 10kgまでOKの大収容カゴ
デメリット
こちらは結構あるかもしれません。
海外ブランドではマクラーレンやストッケが強かった7年前とは違い、いまはバガブーやサイベックス、そしてイングリッシーナにベビーゼンなど名だたるブランドで競争が激しくなってきており、日本市場では苦戦するのではないかと予想します。
- レインカバーが付属しない(平均的な日本メーカーやベビーゼンのYOYO2には付属)
- サスペンション機能が謳われているが実際はそこまで強いものでない
- 無理に自立させると帆の頭頂部が汚れる…
- ストッケ至上最軽量の9.5kgは、重いと言われるエアバギーと同等。コンパクト=軽いと誤解しないように
こちらも検討したいライバル車種
まっ、こんな感じだと思います。
個人的にはバガブーのbee5はとても良いベビーカーだと思っていますが、新作の『ANT』は押し心地がイマイチでした。
今回のストッケからの新作は都会派コンパクトとはいえ、設計面では決して華奢な印象を持たせず、ギュッとスリムにした「スクートを万力で横幅を圧縮したような」密度の高いベビーカーという印象です。
このあたりのオシャレで、スリムで、両対面式のジャンルでは、男性ではこのモデルかYOYOをトラベルシステムで使うことをおすすめしたいですし、女性に向けてはサイベックスから新発売のMELIO(メリオ)や価格が今後下がる気配のMIOS(ミオス)あたりが狙い目ではないでしょうか。
対面式にこだわらないのなら、イングリッシーナのQUIDもコスパの点からおすすめです。
結論
STOKKEなりに頑張っているコンパクト仕様。
それはストッケなりであって、それ以上ではない。
各社、乗り心地と軽量化&4歳までの耐久性を強化する流れの中にあって、すこし時代遅れ感のあるスペックになっている。
ただし、北欧メーカーらしくデザインはやっぱり素敵です。
イケメンパパが持っていて一番サマになるベビーカーであることは間違いないでしょう。
