2024年3月のタイプ別おすすめ 

ストッケ ビートの後悔とおすすめポイント解説

ストッケ ビート

本日(4月8日)発売日になりました。
それによりストッケの公式サイトでも商品ページが公開されています。

ストッケ ビート Stokke Beat

価格80,000円 + 税
対象新生児~22kgまたは生後48か月
重量9.5kg
横幅53.5cm
ハンドル高95~107cm(4段階)
リクライニング角度105°~153°
参照サイトhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000006741.html
ベビーカー 両対面式 TRIV ( トリヴ [チェリー/エリス])

コンセプトは都市型コンパクトベビーカー。

このジャンルはベビーゼンのYOYOイングリッシーナのQUIDバガブーのANTなどをはじめ続々と各社が力を入れて新作を投入している市場です。

ストッケの新作ベビーカー『Beat(ビート)』の発売日が2020年4月8日に決定!
目次

今回の新作ベビーカーの特徴は?

  • 両対面式(対面式・背面式をシート着脱で切り替え)
  • ハイシート座面(54cm)
  • コンパクト設計(駅改札も余裕の横幅最大53.5cmのスリム幅)
  • ストッケ史上最軽量の9.5kg(笑)マッチョ男性でも軽々!
  • スムーズな走行性(パンクの心配がないドイツ製タイヤ)
  • リクライニング調整範囲の広い(105°~153°)人間工学に基づいたシート
ストッケの新作ベビーカー『Beat(ビート)』の発売日が2020年4月8日に決定!
ストッケの新作ベビーカー『Beat(ビート)』の発売日が2020年4月8日に決定!
ストッケの新作ベビーカー『Beat(ビート)』の発売日が2020年4月8日に決定!
ストッケの新作ベビーカー『Beat(ビート)』の発売日が2020年4月8日に決定!

どんな人にぴったりか?

  • 多少重くても走行性の良いしっかりしたバギーが欲しい
  • 「なんなら俺、育休取るし、育児頑張るから」のイケてる旦那

”男性”が積極参加を前提とした、男性向けの都会派ストローラーということで推したいわけです。

だからか、PVもここまで男性目線です…

メリット・デメリット

メリット

  • メリットはやっぱりコンパクトになるというところ。(国内メーカー程度に)
  • それとストッケでは初めて片手で折りたたみができるようになった点
  • 対面・背面にセットできて、どちらの向きでも折りたたみが可能(メリオと同様)
  • トラベルシステム対応
  • 耐荷重 10kgまでOKの大収容カゴ

デメリット

こちらは結構あるかもしれません。
海外ブランドではマクラーレンやストッケが強かった7年前とは違い、いまはバガブーやサイベックス、そしてイングリッシーナにベビーゼンなど名だたるブランドで競争が激しくなってきており、日本市場では苦戦するのではないかと予想します。

  • レインカバーが付属しない(平均的な日本メーカーやベビーゼンのYOYO2には付属)
  • サスペンション機能が謳われているが実際はそこまで強いものでない
  • 無理に自立させると帆の頭頂部が汚れる…
  • ストッケ至上最軽量の9.5kgは、重いと言われるエアバギーと同等。コンパクト=軽いと誤解しないように

こちらも検討したいライバル車種

まっ、こんな感じだと思います。

個人的にはバガブーのbee5はとても良いベビーカーだと思っていますが、新作の『ANT』は押し心地がイマイチでした。

今回のストッケからの新作は都会派コンパクトとはいえ、設計面では決して華奢な印象を持たせず、ギュッとスリムにした「スクートを万力で横幅を圧縮したような」密度の高いベビーカーという印象です。

このあたりのオシャレで、スリムで、両対面式のジャンルでは、男性ではこのモデルかYOYOをトラベルシステムで使うことをおすすめしたいですし、女性に向けてはサイベックスから新発売のMELIO(メリオ)や価格が今後下がる気配のMIOS(ミオス)あたりが狙い目ではないでしょうか。

対面式にこだわらないのなら、イングリッシーナのQUIDもコスパの点からおすすめです。

結論

STOKKEなりに頑張っているコンパクト仕様。
それはストッケなりであって、それ以上ではない。

各社、乗り心地と軽量化&4歳までの耐久性を強化する流れの中にあって、すこし時代遅れ感のあるスペックになっている。

ただし、北欧メーカーらしくデザインはやっぱり素敵です。
イケメンパパが持っていて一番サマになるベビーカーであることは間違いないでしょう。

ベビーカー 両対面式 TRIV ( トリヴ [チェリー/エリス])
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このベビーカーの満足度レビュー
3
  • 押しやすさ
    (3)
  • 機能性
    (3)
  • 携帯性
    (3)
  • デザイン
    (4)
  • 価格
    (2)

管理人による旬の買い方紹介

2024年3月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月発売見込み)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

私は私でできることをやっていきます。

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管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
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