この記事は購入相談実績100件以上、100台以上のベビーカーを押し比べた管理人パパがお届けしています。
【レビュー】スゴカルSwitch(plus)エッグショックの口コミ(メリット・デメリット)

コンビに『スゴカル』種類が多すぎて頭がパンクしそうなアナタのために
2021年モデルの最新比較表をまとめてみた
コンビのスゴカルラインナップが複雑すぎて素人が見極めるのは困難な時代に入りました。
私の手前味噌ですが、比較表を作ってみました。
■ 2021年11月発売の最新のスゴカルラインナップ比較表
製品名・型番 | スゴカルSwitch AN | スゴカルSwitch plus ロッタ AN | スゴカルSwitch plus EX AN | スゴカルminimo DM |
---|---|---|---|---|
発売時期 | 2021.11.6 | 2021.11.6 | 2021.11.6 | 2021.11.6 |
価格(税込) | 62,700円 | 63,800円 | 69,300円 | 63,800円 |
カラー | シャドーグレー クリアネイビー | アヴァンティネイビー マローネベージュ チェレステブルー シルヴィオカーキ | ヴェリタネイビー ジーノグリージョ | アニマルブルー デュックブラック パルクグレー オルデンネイビー |
サイズ | 開:W495×D790~880×H960~1020mm 閉:W495×D360×H875~965mm | 左記に同じ | 左記に同じ | 開:W450×D670~865×H945~1030mm閉:W450×D330×H815~915mm 奥行き15%コンパクト |
フル装備重量 (本体重量) | 5.7kg (5.5kg) | 5.8kg (5.6kg) | 5.8kg (5.6kg) | 5.2kg (5.1kg) |
リクライニング | 125°~170° | 左記同じ | 左記同じ | 125°~165° ほぼ同じ |
シート高 | 54cm | 左記同じ | 54cm | 53cm |
車輪 | シングルタイヤ(14cm) ダブルタイヤ(18cm) | 左記同じ | 左記同じ | シングルタイヤ(14cm) すべてシングル |
対面・背面切り替え | ハンドル切替 | 左記同じ | 左記同じ | シート切替 |
カゴの大きさ | 積載可能容積:32.6L 耐荷重:5kg | 左記同じ | 左記同じ | 積載可能容積:26.9L 耐荷重:5kg |
シューズポケット | なし | なし | あり | なし |
持ちカルグリップ | あり | 左記同じ | 左記同じ | 左記同じ |
振動吸収パッド | あり | 左記同じ | 左記同じ | なし |
ハンドル高さ調整 | 可 | 左記同じ | 左記同じ | 左記同じ |

このベビーカーの特徴
- オート4キャス対応の両対面式ベビーカーである
- ハンドル高さ・角度調整が可能である(96cm~102cm)
- 全長がスゴカルαよりも5cm程度短縮された
- 振動吸収性能が過去最高クラスを実現(コンビ独自調べ)
- シングルタイヤとダブルタイヤの組み合わせで段差問題を解消しようとしている
先行して発売されているスゴカルの最高峰モデル『スゴカルα 4キャス エッグショック HT』と比べての大きな違いは、小さな点を除けばタイヤの形が異なるだけです。
スゴカルSwitch | 前輪:ダブルタイヤ 後輪:シングルタイヤ |
スゴカルα 4キャス | 全輪:ダブルタイヤ |
スゴカルSwitchは大径のダブルタイヤで障害物を乗り越えやすくしながらも、背面式利用時の操舵性を高めようとする狙いがあるのだと思います。
コンビ ホワイトレーベル スゴカルSwitch エッグショック XL
価格 | 57,000円 + 税 |
対象 | 1カ月~36カ月頃(体重15kg以下) |
重量 | 5.1kg |
横幅 | 49.5cm |
ハンドル高 | 96~102cm |
リクライング角度 | 125°~170° |
公式サイト | https://www.combi.co.jp/products/stroller/sugocal/ |
コンビ ホワイトレーベル スゴカルSwitch plus エッグショック earth XL
価格 | 63,000円 + 税 |
対象 | 1カ月~36カ月頃(体重15kg以下) |
重量 | 5.3kg |
横幅 | 49.5cm |
ハンドル高 | 96~102cm |
リクライニング角度 | 125°~170° |
公式サイト | https://www.combi.co.jp/products/stroller/sugocal/ |
メリット
- 振動に敏感な我が子や衝撃吸収性機能を求めるに事情のある人には最高
- 豊富な機能の割に重量を5kg台でまとめられているのでなんとか片手で持てる
- 対面走行時の段差乗り越えが大径タイヤで容易になった
- ハンドルの高さ調整が可能で身長差のあるカップルに嬉しい
- 多層メッシュ構造の通気性の高いシートで赤ちゃんの蒸れなく快適に
デメリット
- 低重心設計という謳い文句に操舵性の高さを期待していたが、実際ハンドルを持って旋回操作を行おうとすると低重心を合成樹脂・強化プラスチックのハンドルフレームで制御しきるには剛性不足しで安定性を欠いているように感じた。

とはいえ、やっとコンビのベビーカーとしてはピジョンのランフィシリーズに走行性・操舵性で追いついてきたなという印象
こんな人におすすめ
- ピジョンのランフィが気になっていたけど、コンビのエッグショックも捨てがたいと思っていた両対面式ベビーカーを探していた人
- ピジョンのフィーノもいいと思うけど、「6.8kgってちょっと重くない?」と懸念していた人
- コンビブランドで揃えたい人


このベビーカーの競合は?
価格帯は「6万円前後」で「オート4キャス対応」、「ハンドルの高さ調整可能 or 大径タイヤ」といった軸で競合を定義してみると以下のものがあげられます。
- ピジョン ランフィ(大径タイヤで競合)
- ピジョン フィーノ(ハンドル高さ調整で競合)
- ピジョン カルナス(ハンドル高さ調整で競合)
- コンビ スゴカルα 4キャス エッグショック HT(ハンドル高さ調整で競合)
- サイベックス メリオ(大径タイヤ+ハンドル高さ調整で競合)
- シルバークロス SPIRIT(大径タイヤ+ハンドル高さ調整で競合)
- アップリカ ラクーナ ビッテ クッション(ハンドル高さ調整で競合)
- アップリカ オプティア クッション プレミアム(ハンドル高さ調整で競合)
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管理人VOICE
コンビの衝撃吸収にかける情熱には凄いものがあると思います。
一方、コンビのベビーカーで「押しやすい」と思ったものがありません。
百歩譲って『F2』ぐらいかな。
そんな中で、男性目線ではやっぱり「走行性能(押しやすい)」「操舵性能(曲がりやすい)」に目が行くわけです。
そこを中心に考えた場合は『サイベックス メリオ』や『ピジョン ランフィ』がライバルの中では一番だと思います。
一方、価格(予算)を考えた場合は、ピジョンから先日発売されたばかりの『ピジョン カルナス』がお財布には一番やさしいでしょう(3万円台で買えるハンドル角度調整機能付き両対面式ベビーカーとして)。
また、価格でカテゴリー上位を見ると『サイベックス MIOS』や『シルバークロス Spirit』があります。これらは8~9万円しますが、フレーム剛性はグッとあがり、操舵性能がワンランク上の味わいを魅せています。これはクロスバイクでも、ロードバイクでも、そしてMTBでもお金を出せば乗り味が微妙なところでグレードアップしてくる感覚を知っている人には伝わるかと思います。
その他の競合については、デザインやブランドに対する好みの違いで、差が大きくあるようには思いません。
今回、試し押しをしてみて「コンビの割にちょっと押し心地良くなっているかもな~」と一瞬感じたのは、全長を多少短く抑える作りに変更されたからだと見えました。
ただ、やはりハンドルのグラつきや全体バランスはやっぱりコンビだな、、というのが所感です。
読者からの口コミ
レビュワー:ヨウコちん


購入されたモデル名:
コンビ ホワイトレーベル スゴカルSwitch plus エッグショック EX AM(公式サイト)
このベビーカーを購入した理由:
どの商業施設のレンタルバギーもコンビだったから信頼できるかなと。安全性もかねているかと。コンビの販売員さんは、他社の製品を悪く言わなかったから、きっと自社製品に自信があるのだろうと思ったから。
赤ちゃん本舗で6か月の娘を乗せた時に、背もたれが直角ちかくあがったから、フロントガードにつかまりおき上がり楽そうに乗っていた。実はB型を買おうとしたが、下の子のためにも、A型を買った。
実際クッションが良いだけあって、よく寝てくれ助かってる。
このベビーカーの良かった点:
ラベリタは畳んだ時に大きめだったので、スゴカルにした。「コンビはフレームががたつく」と、アップリカとピジョンの販売員に言われたが、段差を乗り越えたときの横揺れが、コンビは少なく感じた。フレームは確かに柔らかいけれど特に気にならなかった。むしろ、一ヶ所に負担がかからないようになっていそう。溶接止めのピジョンは段差乗り越えがしやすいと言っていたが、乗り越えた時に我が子がポップコーンのように跳び跳ねたのを見て、危険を感じた。イタリアのペグペレーゴをお下がりでもらったが、シングルタイヤは痛むのが早いようだ。シングルだと体重を支えきれないらしく、キーキータイヤがなるので、AもB型も絶体ダブルタイヤにしようと思った。
あと、コンビのクッションは、通気性が良さそうだった。ピジョンのランフィのリバーシブルクッションは、通気性に疑いを持った。コンビかアップリカで迷ったが、足おきステップに足を乗せても、バスケットに靴裏の土が入らないようにできていたのはコンビだけだったので、コンビにした。
アップリカは畳んだ時にバスケットがだらしなくタイヤにつきそうで、嫌だったので、店頭で色々試したがコンビにした。
別にコンビ信者じゃないけど、ストレスなく使えているので、買って良かったなあと思っている。
このベビーカーで改善を期待する点:
もう少しハイシートならいい。あと、主人が180センチと身長が高いので、ハンドルの高さがサイペックスくらいあると良かった。あと、寝た時にもう少し背もたれの長さがほしい。