この記事は購入相談実績100件以上、100台以上のベビーカーを押し比べた管理人パパがお届けしています。
【レビュー】コンビ ラベリタの口コミ(メリット・デメリット)

2019年2月に発売のAtto(アット)に高級感をプラスした焼き直しベビーカー
コンビ史上最高ハイシート62cmのベビーカーが2021年2月上旬より発売開始。
高級感が出たのは良いことだが3つの心配ポイントがあるように思う。
これは、この商品のモデルとなったであろう先代「AttO」にも同じことが言えるが
- 高重心過ぎて低重心ベビーカーより押しづらく感じる
- ハイシート設計のためキャノピーの帆の高さに制限が出てしまう(子が大きくなると天井に余裕なし)
- そして、折りたたんでもそこまでコンパクトにならない
追記:2021年4月:試してきました!
コンビ ラベリタ
価格 | 63,000円 + 税 |
対象 | 1カ月~36カ月頃(体重15kg以下) |
重量 | 6.7kg(フル装備重量:6.9kg) |
横幅 | 51cm |
ハンドル高 | 89~110cm |
リクライニング角度 | 110°~160° |
公式サイト | https://www.combi.co.jp/products/stroller/laverita/ |
特徴は?
- コンビ市場最高の62cmハイシート(ライバルのピジョンと同じ)
- 18cm大型フロントタイヤ(ライバルのピジョンと同等)
- 通気性のあるシート構造
- ハンドルは角度調整が可能で身長差のある夫婦にも◎
こんな人に向いていると思う
- 60cm以上のハイシートが希望で、コンビブランドを信頼している人

コンビの中で両対面式ベビーカーのハイシート部門で最も高級なベビーカー。コンビに恋している人(年配の人に多いかもしれない)にはおすすめ。外国ブランドと比べてインサートシートのクッション性能が高いのが自慢ですが、横幅は割と狭めで、ビッグベビーには向かないのがコンビのベビーカーの特徴です。
乳児期の最高を目指す人(ファーストとして購入するが、セカンドも予定している人)には良いでしょう。
ここがポイント
両対面式ベビーカーの高級モデルの選択肢は多い。市場の中からどれを選べばいいのか迷ってしまうはず。
昔から聞き馴染みがあって、なんだか信頼できそうなブランドが『コンビ』である。
ベビーカーもさぞや良いのだろう!と思いたい、いや私は思っていたが、世界中のベビーカーを押し比べてみるとコンビというブランドが作るベビーカーの特徴が見えてくる。
それは、
全力で『エッグショック』クッションを売りとした周りとの差別化
である。
そう。シートはふかふか。
しかし、シートの横幅は狭めなものが多く、確かに改札を通り抜けるのには便利だが、子の成長を考えると卒業も早くなるようなベビーカーが多い。
そして、走行性については海外ブランドの純ベビーカーブランド(ブランドのルーツがそもそもベビーカーや自転車、カーシートなど)には一段劣ってしまうのは否めない。
クッション性を大事に考える。
そんな特徴のあるブランドで、このモデルもそこが軸になっている。
しかし、そのポジションを奪い取ろうと迫りくるブランドが『ピジョン』。
国内ベビーカーの二台ブランドは長らく『コンビ』『アップリカ』が8割以上の売上を占めてきたが個人的にはすでに『ピジョン』ブランドはこれらと肩を並べているか、性能面では追い抜いたと言えよう。
どちらを買うべきかは人それぞれ好みがあると思います。
こちらの基本レビュー以上の深い内容については有料note記事内にまとめていますので、「最高の一台選びにこだわりたい&ベビーカー探しで0から100まで調査・分析するよりも手早く確かに意見を元に確度の高い結論を出したい!」という人はこちらを参考にしてみてください。
ライバル候補は?
シートクッションが最高な高級モデルの両対面式ベビーカーになるでしょう。
ピジョン ノートアール



同じハイシート系でもシート下カゴの使い勝手の良さは『ノートアール』に軍配が上がる。しかし、『ラベリタ』はそれよりも1万円安い。そこがポイントになってくる。5万円程度まで値下がりしている方を、そんなタイミングがあれば買うでいいと思う。
コンビ スゴカルSwitch



のっしりとした安定感が特徴の『スゴカルSwitch』。対面式時に段差を乗り越えるために前輪を浮かせられない(浮かそうとしても上がらない)のが玉にキズではあるけれども、走行安定性は抜群。