この記事は購入相談実績100件以上、100台以上のベビーカーを押し比べた管理人パパがお届けしています。
【レビュー】Iベビーマイクロベビーカープラス/ココロン コンパクト HOODの口コミ(メリット・デメリット)

コスパで選んだらコレになる
1万円で肩がけできるセカンドベビーカー
このベビーカーが気になっている人が多いと思いますが、この記事をアップしてからすぐになぜか楽天市場からもベビーザらスからも商品が撤収されてしまいました。不都合なことがあったのか?2022年8月現在は西松屋で『アルビスコンパクト ネオ2(Instagram)』として継続販売されていることを確認済みです。
小さく折りたためるベビーカーが必要になったかな?
スムーズな乗り降りのために車の座席(チャイルドシート)下にすべり入れられるほどのコンパクトさだったり、本格的に歩き始めた子どもを今度は追いかけるために肩がけできる機能が欲しくなったかな?
そんな時、いろんな機能を省いて手軽に持ち運べる手頃な価格のベビーカーがあるよ。
それがベビーザらスから発売の『Iベビーマイクロベビーカープラス』。
実は似たカタチのものに花岡商店という会社が出している『ココロン コンパクト HOOD』というモデルがある。
多分これは、それのOEM商品(親戚)なんだと思うけど、ココロンとくらべてIベビーマイクロの方にはフットステップ(足置き場)がちゃんとあるのでパパはこちらを薦めたい。
「地に足が着く」と言われるように、良い姿勢と急ブレーキ時の安全のためにも足を置ける場所があることは幼児期のベビーカー選びには大事だよ。

小さく折りたためて、肩がけできるバギー(簡易ベビーカー)を1万円で作ってみせる!という意気込みの中で、、



それ以外の機能は極力シンプルに抑えられたモデル。
パパの考えでは、ベビーカーはもう手持ちのもの以上に増やしたくないけれど、「旅行や、保育園の送迎用(園に置きっぱなしなど)にどうしてももう一台、小さめのものを買い足したい」場合にアリなベビーカー。
もう少し機能をリッチにして広々乗るなら「サイベックス リベル(B型)」があるし、バギータイプでもう少し剛性が高くて押し心地に安定感のあるタイプなら「J is for Jeep アドベンチャー」があるけれど、前者は価格が2倍以上だし、後者は折り畳んでも細くはなるが小さくはならない(全高107cm)。
小さく畳めて、肩がけできて、しかもお手頃なバギーならこれしかない
基本スペック
発売時期 | 2018年10月10日 |
価格 | 14,999円 |
ブランド | ベビーザらス(花岡商店 ココロン) |
タイプ | 背面式(バギー) |
対象年齢 | 7カ月~3歳頃(15kg)まで |
サイズ 幅×奥行×高さ | 展開時:42×76×101㎝ 折畳時:26×24×62cm |
重量 | 5.3kg(Iベビー) 5.1kg(ココロン) |
荷物容量 | 耐荷重最大8kgまで* *クラス最高性能 |
ハンドル高 | 101cm |
リクライニング | 125° |
レッグレスト | なし |
バンパーバー | なし |
車輪サイズ | 公称値なし。パパ計測で10cm |
サスペンション | 前輪のみ |
カラー | グレー |
付属 | なし |
トラベルシステム | 不可 |
取得安全基準 | SG準拠 |
保証期間 | 購入後1年 |
公式HP | https://item.rakuten.co.jp/toysrus/629181300/(Iベビー) https://item.rakuten.co.jp/orange-baby/45623125508/(ココロン) |
Iベビーマイクロベビーカープラス
足置き場があるこちらがおすすめ
ココロン コンパクト
足置き以外の機能は同じ
機能の特徴
- 【コンパクト】折り畳んだ後の高さは膝上程度
-
こんなスッキリした箱で到着 (左)YOYO2 (右)Iベビーマイクロ (左)マキシコシ レオナ (中)Iベビーマイクロ (右)ベビーゼン YOYO2 (左)マキシコシ レオナ (中)Iベビーマイクロ (右)ベビーゼン YOYO2 後部座席の足元にもすっきり収まる 折りたたむとパパの膝上ぐらいの高さ カフェのテーブルの座高とかわらない 折り畳み後の横幅は手を大きく広げた幅程度 (左)Iベビーマイクロ (中)Jeep (右)リベル
並べると分かりやすいやろ? - 【ショルダーストラップ付き】肩がけできるから両手フリーで軽々持ち運び
-
ショルダーストラップは簡易なタイプでパッドなし 終端はシンプルなあつらえ ショルダーストラップは簡単な構造で留まっているだけなので乱暴に振り回さないようにな - 【ちゃんと走る】お値段並かそれ以上。短時間の利用なら大丈夫そう
-
セパレートハンドルの左右間隔は狭い
小柄さんにはきっと押しやすいはず幌は「プラス」の名のとおり頑張っている方 シートは最初からメッシュシート(冬は寒そうやわ) ベルトは一般的な5点固定式 レッグレストは必要最低限ある 荷物かご容積は国内メーカーのB型の80%程度を確保 間口はそれほど大きくない。抱っこ紐や靴などは収容可 前輪のみホイールサスペンション搭載
写真の後輪にはサスペンションの存在を確認できず車輪サイズはクラス最小サイズ級ながら
段差には期待以上に応えてくれた
華奢な印象は隠せない。Jeepと同じ値段なら走行安定性は絶対Jeep。けれど、小さく折りたためる点ではこちらが絶対勝利
こんな人にぴったり
子どもが成長し、しっかり歩けるようになった。
行動半径も広がり、今後は遠出の旅行にも行きたい。
そんな時に大きいベビーカーはもう無理だな。。
最高性能よりも、最高に手軽で必要十分な性能のものを探していた。
- ファーストベビーカーは処分せず置いておきたいが、2台目を置くスペースなどほとんどない
- 階段や多様な乗り物の乗り継ぎがあるが、ベビーカーはやっぱり欠かせない
- 高いベビーカーだと旅先で盗難が心配
比較検討したいライバルモデル
ポイントとしては手頃な価格で、小さく折りたためるコンパクトベビーカー。リクライニング機能の有無は問わずといったところ。
しかし、パパの知る限りではまともなメーカーの範疇で、まずまずの機能性が担保された、安全基準を取得しているモデルは少ない。
今回はバギーというカテゴリーよりも、小さくなって、旅行の持ち運びや車へ積みっぱなしにしておけて便利という用途の価値でくくったライバルを挙げるのがやっぱり正しいと感じた。
するとこの二台だな。
- gb ポキット オールテレイン(バギー)
- サイベックス リベル(B型ベビーカー)
表にしてみた。
Iベビー/ココロン | gb ポキット | サイベックス リベル | |
---|---|---|---|
価格 | 14,999円 | 17,600円 | 25,300円 |
タイプ | バギー | バギー | B型背面式 |
対象年齢 | 7ヵ月頃から3歳頃 (15kgまで) | 6ヵ月頃から4歳頃 (22kgまで) | 6ヵ月頃から4歳頃 (22kgまで) |
サイズ 幅×奥行×高さ | 展開時:42×76×101㎝ 折畳時:26×24×62cm | 展開時:44.5×71×102.5㎝ 折畳時:30×18×35cm | 展開時:52×71×102㎝ 折畳時:32×20×48cm |
重量 | 5.3kg(Iベビー) 5.1kg(ココロン) | 4.8kg | 5.9kg |
リクライニング機能 | なし | なし | 110°~130° |
バンパーバー | なし | なし | オプション |
肩がけ機能 | あり | なし | なし |
日除け幌の深さ | 浅い | ごく浅い | ふつう |
機内持ち込み | 不可 | 100席未満もOK | 100席以上からOK |
取得安全基準 | SG(日本) | EN(ヨーロッパ) | EN(ヨーロッパ) |
保証期間 | 購入後1年 | 購入後2年 | 購入後2年 |
ここから何が言えるかというと、
まず「gb ポキット」は極限までの小ささを生かした機内持ち込み、または自転車かごに積んで移動用に便利。
サイズに厳しい環境ではいの一番の活躍が見込めるけど、それほどまででなければもう少し普段使いできるモノとして「Iベビー/ココロン」または「サイベックス リベル」を選ぶのがいい。
機能的にリッチなのは言うまでもなくリベル。
ただし、肩がけ機能はない。
この点から、普段使いまたは旅行中の階段など険しい道でのベビーカーの片手持ち運びを徹底的に嫌う場合は、実質Iベビー/ココロン以外の正解はない。



結局、最後は「肩がけ機能」が決め手だったんですね。



YOYO2やバタフライなど高級ベビーカーにその機能を持ったものは様々あれど、小さく折りたためて3万円以内となるとスーパーレアになるね。
口コミを傾向分析



便利な一方で華奢とかチープな印象も持たれてますね。



まぁ実売価格が約1万円だから。。これだけの仕掛けが詰まったベビーカーが1年も保証してくれるなら使い倒せば十分に元が取れはず。



モノの値段で測るより、「便利で助かった~」の価値で!ということですね。
動画レビュー



のんびり話されていて分かりにくいから、再生速度を1.75倍に変更してから観るのがおすすめです!
華奢なので重たいビッグベビーには向かないと思う。ただ、意外に段差乗り越え性能がJeep並にあってびっくり
まとめ
こちらは楽天やAmazon、そしてYahoo!ショッピングなど、1万円前後で買えるコンパクトベビーカー(バギー)を探すと必ず目にするモデル。
どうしても気になって、購入して検証してみた結果は「一定の評価を得ているのがよく分かる。」だった。
Iベビーマイクロベビーカー プラスは、離島へフェリーで行く旅行や神社・仏閣巡り(階段多い)、コスパ良く行きたい電車・新幹線・バスを利用しての旅に向いていると感じた。
普段使いには少し頼りないところも確かにある。
しかし安く・手軽に持っていきたいセカンド、サードベビーカーとして評価されるべき価値はちゃんとあった。
Jeepバギーが意外に使えることはもう広く知られていると思うけれど、Jeepを折りたたむ際は靴の甲を痛めてしまう。
こちらはハンドル手元の折りたたみレバーを手で引き込んで折りたたみ動作に入るタイプだから手も靴も痛めることはない。
その点を鑑みて自分にあったバギーの最終決断をくだすといい。
Jeepバギーに無い「小さく折りたためる」という価値は絶対。もう一つの肩がけできるバギー