2024年3月のタイプ別おすすめ 

Iベビーマイクロベビーカープラス/ココロン コンパクト HOODの後悔とおすすめポイント解説

【レビュー】Iベビーマイクロベビーカープラス/ココロン コンパクト HOODの口コミ(メリット・デメリット)
目次

コスパで選んだらコレになる
1万円で肩がけできるセカンドベビーカー

このベビーカーが気になっている人が多いと思いますが、この記事をアップしてからすぐになぜか楽天市場からもベビーザらスからも商品が撤収されてしまいました。不都合なことがあったのか?2022年8月現在は西松屋で『アルビスコンパクト ネオ2Instagram)』として継続販売されていることを確認済みです。

小さく折りたためるベビーカーが必要になったかな?

スムーズな乗り降りのために車の座席(チャイルドシート)下にすべり入れられるほどのコンパクトさだったり、本格的に歩き始めた子どもを今度は追いかけるために肩がけできる機能が欲しくなったかな?

そんな時、いろんな機能を省いて手軽に持ち運べる手頃な価格のベビーカーがあるよ。

それがベビーザらスから発売の『Iベビーマイクロベビーカープラス』。

実は似たカタチのものに花岡商店という会社が出している『ココロン コンパクト HOOD』というモデルがある。

多分これは、それのOEM商品(親戚)なんだと思うけど、ココロンとくらべてIベビーマイクロの方にはフットステップ(足置き場)がちゃんとあるのでパパはこちらを薦めたい。

「地に足が着く」と言われるように、良い姿勢と急ブレーキ時の安全のためにも足を置ける場所があることは幼児期のベビーカー選びには大事だよ。

メリット
デメリット・後悔
  • 小さく折りたためる
  • 肩がけできる
  • 買いやすい価格
  • リクライニング機能なし
  • バンパーバーなし
  • 荷物かごは小さめ
RISU

小さく折りたためて、肩がけできるバギー(簡易ベビーカー)を1万円で作ってみせる!という意気込みの中で、、

管理人パパ

それ以外の機能は極力シンプルに抑えられたモデル。

パパの考えでは、ベビーカーはもう手持ちのもの以上に増やしたくないけれど、「旅行や、保育園の送迎用(園に置きっぱなしなど)にどうしてももう一台、小さめのものを買い足したい」場合にアリなベビーカー。

もう少し機能をリッチにして広々乗るなら「サイベックス リベル(B型)」があるし、バギータイプでもう少し剛性が高くて押し心地に安定感のあるタイプなら「J is for Jeep アドベンチャー」があるけれど、前者は価格が2倍以上だし、後者は折り畳んでも細くはなるが小さくはならない(全高107cm)。

小さく畳めて、肩がけできて、しかもお手頃なバギーならこれしかない

基本スペック

発売時期2018年10月10日
価格14,999円
ブランドベビーザらス(花岡商店 ココロン)
タイプ背面式(バギー)
対象年齢7カ月~3歳頃(15kg)まで
サイズ
幅×奥行×高さ
展開時:42×76×101㎝
折畳時:26×24×62cm
重量5.3kg(Iベビー)
5.1kg(ココロン)
荷物容量耐荷重最大8kgまで*
*クラス最高性能
ハンドル高101cm
リクライニング125°
レッグレストなし
バンパーバーなし
車輪サイズ公称値なし。パパ計測で10cm
サスペンション前輪のみ
カラーグレー
付属なし
トラベルシステム不可
取得安全基準SG準拠
保証期間購入後1年
公式HPhttps://item.rakuten.co.jp/toysrus/629181300/(Iベビー)
https://item.rakuten.co.jp/orange-baby/45623125508/(ココロン)

Iベビーマイクロベビーカープラス

足置き場があるこちらがおすすめ

ココロンコンパクトHOOD ベビーカー

ココロン コンパクト

足置き以外の機能は同じ

ココロンコンパクトHOOD

機能の特徴

【コンパクト】折り畳んだ後の高さは膝上程度
Iベビーマイクロの箱は小さい
こんなスッキリした箱で到着
(左)YOYO2 (右)Iベビーマイクロ
(左)YOYO2 (右)Iベビーマイクロ
(左)マキシコシ レオナ (中)Iベビーマイクロ (右)ベビーゼン YOYO2
(左)マキシコシ レオナ (中)Iベビーマイクロ (右)ベビーゼン YOYO2
(左)マキシコシ レオナ (中)Iベビーマイクロ (右)ベビーゼン YOYO2
(左)マキシコシ レオナ (中)Iベビーマイクロ (右)ベビーゼン YOYO2
後部座席の足元にもすっきり収まる
後部座席の足元にもすっきり収まる
Iベビーマイクロを折りたたむとは膝上ぐらいの高さ
折りたたむとパパの膝上ぐらいの高さ
Iベビーマイクロを折りたたむとテーブル・チェアの座高とかわらない
カフェのテーブルの座高とかわらない
Iベビーマイクロの折り畳み後の厚みは手を大きく広げた幅程度
折り畳み後の横幅は手を大きく広げた幅程度
(左)Iベビーマイクロ (中)Jeep (右)リベル
(左)Iベビーマイクロ (中)Jeep (右)リベル
並べると分かりやすいやろ?
【ショルダーストラップ付き】肩がけできるから両手フリーで軽々持ち運び
Iベビーマイクロのストラップは簡易なタイプでパッドなし
ショルダーストラップは簡易なタイプでパッドなし
Iベビーマイクロのショルダーストラップ終端はシンプル
終端はシンプルなあつらえ
ショルダーストラップは簡単な構造で留まっているだけなので乱暴に振り回すと千切れそう
ショルダーストラップは簡単な構造で留まっているだけなので乱暴に振り回さないようにな
【ちゃんと走る】お値段並かそれ以上。短時間の利用なら大丈夫そう
Iベビーマイクロの横幅は狭い。特に左右ハンドル間は手をめいいっぱい広げると指が両方に着くほどに
セパレートハンドルの左右間隔は狭い
小柄さんにはきっと押しやすいはず
Iベビーマイクロの幌は「プラス」と名にあるとおり頑張っている方
幌は「プラス」の名のとおり頑張っている方
Iベビーマイクロは最初からメッシュシート(冬は寒そう)
シートは最初からメッシュシート(冬は寒そうやわ)
Iベビーマイクロは5点固定式ベルト
ベルトは一般的な5点固定式
Iベビーマイクロのレッグレスト部分のフレームが若干イタい
レッグレストは必要最低限ある
Iベビーマイクロの荷物かごは国内メーカーのB型の80%程度の容積
荷物かご容積は国内メーカーのB型の80%程度を確保
Iベビーマイクロの荷物かご
間口はそれほど大きくない。抱っこ紐や靴などは収容可
Iベビーマイクロの後輪にサスペンションは確認できなかった
前輪のみホイールサスペンション搭載
写真の後輪にはサスペンションの存在を確認できず
Iベビーマイクロの車輪サイズは11cmあるかないか程度
車輪サイズはクラス最小サイズ級ながら
段差には期待以上に応えてくれた

華奢な印象は隠せない。Jeepと同じ値段なら走行安定性は絶対Jeep。けれど、小さく折りたためる点ではこちらが絶対勝利

こんな人にぴったり

子どもが成長し、しっかり歩けるようになった。
行動半径も広がり、今後は遠出の旅行にも行きたい。
そんな時に大きいベビーカーはもう無理だな。。

最高性能よりも、最高に手軽で必要十分な性能のものを探していた。

こんな不満・不安も解消してくれる
  • ファーストベビーカーは処分せず置いておきたいが、2台目を置くスペースなどほとんどない
  • 階段や多様な乗り物の乗り継ぎがあるが、ベビーカーはやっぱり欠かせない
  • 高いベビーカーだと旅先で盗難が心配

比較検討したいライバルモデル

ポイントとしては手頃な価格で、小さく折りたためるコンパクトベビーカー。リクライニング機能の有無は問わずといったところ。

しかし、パパの知る限りではまともなメーカーの範疇で、まずまずの機能性が担保された、安全基準を取得しているモデルは少ない。

今回はバギーというカテゴリーよりも、小さくなって、旅行の持ち運びや車へ積みっぱなしにしておけて便利という用途の価値でくくったライバルを挙げるのがやっぱり正しいと感じた。

するとこの二台だな。

¥28,600 (2024/03/28 21:04:28時点 楽天市場調べ-詳細)
gb
¥37,495
国内では終売になっているので米国Amazonから個人輸入した場合の手数料込みの価格

表にしてみた。

スクロールできます
Iベビー/ココロンgb ポキットサイベックス リベル
価格14,999円17,600円25,300円
タイプバギーバギーB型背面式
対象年齢7ヵ月頃から3歳頃
(15kgまで)
6ヵ月頃から4歳頃
(22kgまで)
6ヵ月頃から4歳頃
(22kgまで)
サイズ
幅×奥行×高さ
展開時:42×76×101㎝
折畳時:26×24×62cm
展開時:44.5×71×102.5㎝
折畳時:30×18×35cm
展開時:52×71×102㎝
折畳時:32×20×48cm
重量5.3kg(Iベビー)
5.1kg(ココロン)
4.8kg5.9kg
リクライニング機能なしなし110°~130°
バンパーバーなしなしオプション
肩がけ機能ありなしなし
日除け幌の深さ浅いごく浅いふつう
機内持ち込み不可100席未満もOK100席以上からOK
取得安全基準SG(日本)EN(ヨーロッパ)EN(ヨーロッパ)
保証期間購入後1年購入後2年購入後2年

ここから何が言えるかというと、

まず「gb ポキット」は極限までの小ささを生かした機内持ち込み、または自転車かごに積んで移動用に便利。

サイズに厳しい環境ではいの一番の活躍が見込めるけど、それほどまででなければもう少し普段使いできるモノとして「Iベビー/ココロン」または「サイベックス リベル」を選ぶのがいい。

機能的にリッチなのは言うまでもなくリベル。

ただし、肩がけ機能はない。

この点から、普段使いまたは旅行中の階段など険しい道でのベビーカーの片手持ち運びを徹底的に嫌う場合は、実質Iベビー/ココロン以外の正解はない

RISU

結局、最後は「肩がけ機能」が決め手だったんですね。

管理人パパ

YOYO2やバタフライなど高級ベビーカーにその機能を持ったものは様々あれど、小さく折りたためて3万円以内となるとスーパーレアになるね。

口コミを傾向分析

良い口コミ
悪い口コミ
  • 小さく畳めて凄くコンパクトにな
  • 新幹線で重宝した
  • 軽自動車の狭いトランクルームにも余裕で収まる
  • 悪い商品ではないと思うが、ハンドルの不安定感なが拭いきれない
  • 畳んで背負ったときに、ベルトが細いので痛くなる
  • 乗った感じは普通のB型より多少チープさはあるけど許容範囲

出典:【楽天市場】みんなのレビュー・口コミ

RISU

便利な一方で華奢とかチープな印象も持たれてますね。

管理人パパ

まぁ実売価格が約1万円だから。。これだけの仕掛けが詰まったベビーカーが1年も保証してくれるなら使い倒せば十分に元が取れはず。

RISU

モノの値段で測るより、「便利で助かった~」の価値で!ということですね。

動画レビュー

RISU

のんびり話されていて分かりにくいから、再生速度を1.75倍に変更してから観るのがおすすめです!

華奢なので重たいビッグベビーには向かないと思う。ただ、意外に段差乗り越え性能がJeep並にあってびっくり

まとめ

こちらは楽天やAmazon、そしてYahoo!ショッピングなど、1万円前後で買えるコンパクトベビーカー(バギー)を探すと必ず目にするモデル。

どうしても気になって、購入して検証してみた結果は「一定の評価を得ているのがよく分かる。」だった。

Iベビーマイクロベビーカー プラスは、離島へフェリーで行く旅行や神社・仏閣巡り(階段多い)、コスパ良く行きたい電車・新幹線・バスを利用しての旅に向いていると感じた。

普段使いには少し頼りないところも確かにある。
しかし安く・手軽に持っていきたいセカンド、サードベビーカーとして評価されるべき価値はちゃんとあった。

Jeepバギーが意外に使えることはもう広く知られていると思うけれど、Jeepを折りたたむ際は靴の甲を痛めてしまう。

こちらはハンドル手元の折りたたみレバーを手で引き込んで折りたたみ動作に入るタイプだから手も靴も痛めることはない。

その点を鑑みて自分にあったバギーの最終決断をくだすといい。

Jeepバギーに無い「小さく折りたためる」という価値は絶対。もう一つの肩がけできるバギー

レッスン:慣らし運転に行こう

買った後で子どもを乗せずに慣らし運転して、越えられる段差と無理を知りましょう。

国内メーカーの軽いベビーカーは一寸(人差し指の第二関節ぐらい)の段差を超えるのは厳しいです。
無理して突っ込まず、見極めが肝心です。
急いでいても子どものために。

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試験的なサービスなので私がパンクしたらごめんなさい。

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このベビーカーの総合評価
3.2
  • 押しやすさ
    (3)
  • 機能性
    (2.5)
  • 携帯性
    (4)
  • デザイン
    (2.5)
  • 価格
    (4)

管理人による旬の買い方紹介

2024年3月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月発売見込み)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

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管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
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