運営者
執筆
- ベビーカージャーナリスト
プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。講談社や晋遊舎の記事監修など
見習い
- 初産の妻のためにベビーカーを勉強中♂
とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出す。代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受けて弟子入り
Quad Lock(クアッドロック)とは、米国のクラウドファンディングから誕生したオーストラリア・メルボルン生まれのベンチャー企業『Annex Products』から発売されている新進気鋭のスマホホルダー(マウントシステム)ブランド。
巷の他のブランドと違うところは、専用ケースを用いて様々なシーンでスマホを「ロック」できる点にあります。
つまり利用にあたっては、今まで使ってきたスマホケースを捨てて?こちらのブランドの専用ケースを使う必要があります。
「えっ!?」
少しビビりませんでしたか?
「今使っているスマホケースも高かったのに、ケースを新しく買えなんて,
そんな・・・」
そうなんです!
ケースの入れ替えを提案してくる商品なんてもっての外ですよね。
ですが、専用ケースを使え!という仕様を甘んじて受け入れることで、
手持ちのスマホを様々なシーンで3秒装着、ハンズフリーでスマホを操作可能にしてくれます。
でも私が一番に強調したいのは、
3秒以上も装着に手間取っていると子どもが泣く!みたいな忙しいママ・パパ
です。
ベビーカーに対応するためにはまず、ハンドルに掛けられないとダメですよね。
ベビーカー本体のサイドフレームに取り付けても手元で操作できません。
ハンドルに装着可能なストラップタイプのものを選びましょう。
調べてみたところ、下記の製品が対応しているようでした。(輸入代理店に確認を取りました)
製品型番 | QLM-STP |
固定方式 | ストラップ ※工具は必要なし |
対応直径サイズ | 20mm~38mm |
必要オプション品 | 専用スマホケースが別途必要 |
公式サイト | https://quadlockjapan.com/products/qlm-stp |
この記事では私物のスマホ(iPhone 7Plus)に合わせて書いているので下記を紹介していますが、実際はiPhone、Galaxy、Pixel、その他Xperia等各種スマートフォン別に専用ケースが販売されています。(公式ページ)
ストラップマウントと専用ケースで合計8,000円程度と意外に高価です
3秒ロックできることに金額以上の価値を見出している、「時は金なり」「便利は正義なり~!」な人は元が取れますね。
隊長!!
でもこれって折り畳むときに邪魔にならないんですか?
そこが3秒装着&ベルクロストラップの良いところだな。折り畳むとハンドルが地面に接地してしまうタイプ(海外の三つ折りに多い)ならベルクロから外して、接地しないタイプ(国内のベビーカーに多い)なら専用ケースを回転させて外せばいいだけだ。
確認してきます~す!!
繰り返しになりますが、クアッドロックの弱点はこちらです。
クアッドロックのコンセプトやデザイン性に惹かれるものがあることが前提になるでしょう。
それは先にも挙げましたが、ずばりライフスタイルに合わせたマウントを構築できる点にあります。
言い換えると、このスマホケース一台あれば同じロック機構を持つ様々なクアッドロック製品(マウント)に取り付けられます。
なんということでしょう!
どんだけ忙しいママだ!パパだ!(笑)
しかし、どの時間においてもアナタはきっとスマホをいつも持っているはずですよね。
そんな生活の必須デバイスといる時間に、少しでも簡単にハンズフリーになれるなら・・・
ちょっと見やすく、
ちょっと安全に、
ちょっとパフォーマンスが上がったり?
それって、価値に見合いませんか?
私はクアッドロックが絶対だと言うつもりはありません。
クアッドロックに目をつけたきっかけは、ふとこんな疑問からでした。
というわけで、「本当に良いか?」を検証するためにレビューをしました。
感想(結果)としては、「やっぱり間違ってなかった!!高いけどイイぞ!」が本音です。
ただ他のタイプにも面白い商品を見つけているので、もし「専用ケースを使うのはちょっと違うかな・・・」と悩むようであれば以下も検討してみると良いかもしれません。
調べてもらうと「専用ケースを使うタイプ」「ラバーバンドで挟むタイプ」「ポーチに入れて使うタイプ」の3タイプに分かれることに気づくはずです。
工業デザインの分野で受賞歴もある台北(台湾)のブランド『Bone』がオススメです。
いちいちラバー部分にスマホを挟むのが面倒といえばそうですがお手頃です。
PGAは横浜に本社を構える主に携帯アクセサリーを製造・販売する会社。ポーチタイプの特徴は「防水」であるところ。ヨドバシカメラのランキングでは10位。ネックはケースに入れたままでもタッチスクリーン操作可能ながらスマホ側面のボタンにアクセスできないこと。
以上でした。
ポーチタイプのスマホホルダーは探せば100均・500均でも似たようなものがあるみたいですが、ここは性能を一番に考えました。
ちなみに防水性能が気になるなら(最近のスマホは防水仕様ですが)、クアッドロックからケース用に被せるレインポンチョも販売されています。
価格が割高だが、毎日使う人にはそれだけの価値と利便性がある
カバー自体の肌触りがすべすべして落としそう
良い口コミは利便性に関するものが多く、悪い口コミは思ったよりも専用ケースが滑るというものでした。
私も実際に持った感触としては、「表面はツルツルというより滑らか」で、真冬の乾燥した季節だとスマホを持つ手もすべすべでスルリといきそうになるのも分かります。
確かにな!と思う一方で、他社Boneのラバータイプはグリップ力を感じるものの、細かな(ホコリ程度の)ゴミがつきやすく一長一短あるのは仕方ないよねと思うところ。
高いけど、
地図を見ながら、音楽を流しながら、無理めなシチュエーションも楽しくするベビーカーライフに
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