シルバークロス ジェット3の後悔とおすすめポイント解説

人間工学に基づいたシート等、質感の高さは随一

かつての英国王室御用達ブランド「シルバークロス」のベビーカー。
新生児から体重25kg（５歳頃）まで長く使えるコンパクトベビーカーが『Jet3』。

特長としては、主に以下が挙げられます。

• 飛行機の機内に持ち込み可能なコンパクトな手荷物サイズ
• 高級感のあるシート＆ハンドルで国内メーカーにはない高級感
• 剛性の高いアルミ＆スチールフレームでハンドルのきしみ少ない

ジェット3の基本スペック

「JET 2020 Special Edition」を試してみた

旧モデルを試してみました。

良いと感じた点

• やっぱり国内メーカーにはない、海外メーカーの中でもシックで大人びたデザイン性の高さ
• 折り畳むとコンパクトになり、バンパーバーを持ってキャリーケースのように引きずり歩ける
• トラベルシステム対応でチャイルドシートの取付可能

気になった点

• フットレストが畳んでも前にせり出し過ぎな印象
• シート下カゴはセンターフレームが邪魔で使いづらい
• サスペンションはサイベックスやバガブー程度を期待すると弱い

こんな人におすすめ

• 車での移動が多く、ベビーカー利用はデパートなど舗装された路面の限られた機会でのみと考えている人
• 大人雰囲気のベビー向け店舗のインテリア（VMD）としてベビーカーを探していた人
• かっこいいベビーカーなら押し手を完全に引き受ける！と約束できるパパ

こんな人にはおすすめできない

• 小柄な女性（ハンドル位置高め＆全長長めのため）
• コンパクトベビーカーという特殊な役目を持っているベビーカーに何でも完璧を求めない人（＝余裕のある人）

100台パパ（管理人）のつぶやき

2020モデルはjetオリジナルモデルから大幅にリニューアルされてサイズ感がアップし、ハンドル位置が高くなった。

私が使っていたエアバギー（ハンドル高さはJet 2020と同じ102cm）と比べると、足元空間に随分と余裕があり、シートを蹴っ飛ばすストレスが無いのは◎だ。

残念なのは折りたたむと非常にコンパクトになると理解しながらも、シート下カゴのセンターフレームが荷物を入れるには邪魔なこと。しかし、ここは5kg積めるように改良されたことを良しとしたい。

Special Editionは私が100台以上押し比べてきたベビーカーの中でも高級感は随一。剛性の高さも中々で安定感がある。

対象としては特に「車や飛行機での移動の多い人」や「日常使いでコンパクトさを重視する人（玄関が狭い等）」に良いでしょう。

ライバル車種たち

デザイン性の高い背面式コンパクトベビーカーからいくつか挙げてみました。

• ベビーゼンのYOYO2
• マウンテンバギーのナノ
• イングリッシーナのQUID（クイッド）
• フィル＆テッズのgo
• ジープの1941
• サイベックスのイージーS B2
• RECAROのイージーライフ エリート 2
• イージーウォーカーのmini by easy walker buggy XS

YOYO2よりも安いが、質感はJetの方が上。
折りたたみ開閉のしやすさはYOYO2の勝ち。
ただYOYO2はハンドルの位置が高く(YOYO2は109cm／Jet 2020は102cm）、身長168cmは欲しいと感じるところ。。ほとんどの日本人女性の身長から考えると本当はJetのハンドル位置の方が押しやすくなる。

先にも述べたとおり、上記のライバルと比べても質感の良さは随一である。