この記事は購入相談実績100件以上、100台以上のベビーカーを押し比べた管理人パパがお届けしています。
【レビュー】リッチェル カルガルー CT プラス/ファーストの口コミ(メリット・デメリット)

軽量B型ベビーカー(背面式)の中でもハンドルが意図的に高いものを選ぶ人に
リッチェルの軽量B型背面式ベビーカーがこのカルガルーシリーズ。
最新モデル(2019年)の型番がCTのシリーズは、
- ファースト(生後1カ月頃から。シートカバー付属&ハイシート仕様)
- プラス(生後7カ月頃からOK。シートカバー付属&ハイシート仕様)
- 通常(生後7カ月頃からOK。)
の3モデルが用意されています。
特徴的なのがハンドルの高さがモデルによって変わっているところ。
ファースト(105.5cm)
プラス(103cm)
通常(101cm)
どうして?かはわかりませんが、このようなポップで軽量コンパクトになるベビーカーを求める女性にはいささかハンドル高さの設定が高めのように感じます。

特徴は?
- 片手でワンタッチで折りたたみ可能で自立する
- 軽量 2.8kg(通常モデル)~3.9kg(ファースト)
- シートは簡単に取り外せて丸洗いOK
こんな人に向いていると思う
- 対面式にこだわらない
- 生後7ヵ月までベビーカーは使わずに抱っこひもで十分
- 軽くてコンパクトなベビーカーがいい
- バスや電車の移動も結構多い
長距離押し続けるよりも断続的に細々とベビーカーの利用が必要になる人向き。
都会をイメージしたユーザーを対象にしていると感じます。
ここがポイント
軽いベビーカーに対して共通して言えることですが、
- ベビーカー本体が軽いことと「軽い押し心地」の実現は別問題
- 大きくなったときに快適に乗り続けられるか
ベビーカーの利用前期(2歳頃まで)と後期(2歳から)ではフレームのきしみの感じ具合や押し心地の軽快さの感じ方が変わってきます。
軽いベビーカーを選ぶ覚悟として、ベビーカーからは早めに卒業できる育児方針を了解していたいです。
カルガルー CT
価格 | 25,000円 + 税 |
対象 | 生後7カ月頃〜36カ月頃 |
重量 | 2.8kg |
横幅 | 44.5cm |
ハンドル高 | 101cm |
リクライニング角度 | 125°~155° |
公式サイト | https://www.richell.co.jp/shop/baby/detail/020701 |
カルガルー プラス CT
価格 | 30,000円 + 税 |
対象 | 生後7カ月頃〜36カ月頃 |
重量 | 3.5kg |
横幅 | 46cm |
ハンドル高 | 103cm |
リクライニング角度 | 125°~155° |
公式サイト | https://www.richell.co.jp/shop/baby/detail/020701 |
カルガルー ファースト CT
価格 | 33,000円 + 税 |
対象 | 生後7カ月頃〜36カ月頃 |
重量 | 3.9kg |
横幅 | 46cm |
ハンドル高 | 105cm |
リクライニング角度 | 123°~155° |
公式サイト | https://www.richell.co.jp/shop/baby/detail/020705 |
ライバルについて 私の考え方
背面式で4kg以下の軽量コンパクトなB型ベビーカーを候補にあげるなら、私は下記を挙げたいです。

生後1ヶ月から使えてリクライニング角度が深いメリットは嬉しいが、ハンドル位置が104cmと小柄な人には高め。



車輪にボールベアリングの機能は無く、操舵性に劣るが、その分をシートのクッション性でカバーし、走行性を高めようとしている。子どもの体重が増えてからが心配。



シングルタイヤとボールベアリング機能を搭載し、操舵性でカルガルーを上回るが、ビングルには新生児向けモデルが無いためファーストを選ぶならビングルの検討は外して良い。



重量がわずか2.8kg。ハンドル高さも92cmと小柄な方にはとても押しやすい位置にある。折りたたみ後は自立しないが、スティックタイプで場所をとらない点は評価できる。あくまでも簡易なセカンドバギーとしての限定利用が◎
4kgをオーバーするがB型ならこんな選択肢も
以下は「軽さ」だけを求めずに将来に渡っての「体重を増した子どもを乗せた時の走行性」を踏まえて検討した場合に候補に上がってくるモデルです。
joie エア リンクブレーキ付き
CBX Etu