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管理人パパ

執筆

ベビーカージャーナリスト

プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。ECディレクター/エンジニアの経験から業界のトレンドや売り手の心理を先読みしたレビューが得意。講談社や晋遊舎の記事監修など

RISU

見習い

初産の妻のためにベビーカーを勉強中のリス♂

とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ってしまったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出した。羽振りよく代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受け弟子入り。メーサが大好き

【2024】いま買うならおすすめのベビーカー

グリーントム クラシックのメリット・デメリット・口コミ総評

グリーントム クラシックの個人レビュー
この記事の目次

ショッピングセンターや舗装された無機質な環境で活躍しそうなデザイン重視のベビーカー

グリーントムはオランダ生まれのエコ志向ベビーカーブランド。
フレームからタイヤ、シートまですべてのパーツが100%リサイクル素材で作られている。

その割には驚くほど鮮やかな発色のシートと多様なカラーバリエーションが魅力。子どもの未来のための近未来ベビーカー。

基本性能としては、

  • 3段階リクライニング
  • プラスチックタイヤながらスムーズな走行性
  • おりたたみできる
  • シートは取り外して丸洗いOK

があるが、昨今の高機能化するベビーカー市場の中では控えめな印象。
機能もシンプルでエコだ。

サイズは車体幅が56cmと古い駅改札(55cm)を通過できないかもしれないが、最近の新しい駅改札は60cmなので、許容範囲かと思う。

本体重量は7kg。

重くもなく、軽くもなく。
先日発表が話題になったバガブー史上最軽量のアントと同じぐらいだろうか。

ハンドル高は104cmとやや高め。
可愛いのに意外に大きいと感じるかもしれない。

スケール感は以下を参考に。

日本での取り扱い販売店はGPMインターナショナル(エアバギーを販売するメーカー)がある。

良いと感じた点

やはり環境貢献を考えてベビーカーを購入したい人向きの、というジャンルを開拓したヒトコトに尽きるが、現実的には下記のような人が対象になるはず。

  • 環境意識が高い
  • ママ友仲間のあいだでかぶらないベビーカーが欲しい
  • 公共交通機関の利用はあまりない
  • バスケット収納にはこだわらない
  • 夏場の外出は控えたい
  • 都会的で、ツルツルした無機質な空間での利用を前提としている

気になった点

  • 意外に大きい
  • 操舵性(曲がる)・走行性(乗り越える)の性能はそこそこ
  • カゴは大きくなく、全体として機能性は本当にシンプル

ライバル車種たち

生後6ヵ月頃から使えるデザイン重視の変わり種ベビーカーを求める個性派に。

個人的にはこのあたりで考えるなら、0歳から対面式でも使えるZAPP FLEXを推したい。


価格55,000円 + 税
対象新生児~3歳
重量7kg
横幅56cm
ハンドル高101cm
リクライニング最大150°
公式サイトhttps://greentom.com/shop/strollers/greentom-classic
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