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ショッピングセンターや舗装された無機質な環境で活躍しそうなデザイン重視のベビーカー
グリーントムはオランダ生まれのエコ志向ベビーカーブランド。
フレームからタイヤ、シートまですべてのパーツが100%リサイクル素材で作られている。
その割には驚くほど鮮やかな発色のシートと多様なカラーバリエーションが魅力。子どもの未来のための近未来ベビーカー。
基本性能としては、
- 3段階リクライニング
- プラスチックタイヤながらスムーズな走行性
- おりたたみできる
- シートは取り外して丸洗いOK
があるが、昨今の高機能化するベビーカー市場の中では控えめな印象。
機能もシンプルでエコだ。
サイズは車体幅が56cmと古い駅改札(55cm)を通過できないかもしれないが、最近の新しい駅改札は60cmなので、許容範囲かと思う。
本体重量は7kg。
重くもなく、軽くもなく。
先日発表が話題になったバガブー史上最軽量のアントと同じぐらいだろうか。
ハンドル高は104cmとやや高め。
可愛いのに意外に大きいと感じるかもしれない。
スケール感は以下を参考に。
日本での取り扱い販売店はGPMインターナショナル(エアバギーを販売するメーカー)がある。
良いと感じた点
やはり環境貢献を考えてベビーカーを購入したい人向きの、というジャンルを開拓したヒトコトに尽きるが、現実的には下記のような人が対象になるはず。
- 環境意識が高い
- ママ友仲間のあいだでかぶらないベビーカーが欲しい
- 公共交通機関の利用はあまりない
- バスケット収納にはこだわらない
- 夏場の外出は控えたい
- 都会的で、ツルツルした無機質な空間での利用を前提としている
気になった点
- 意外に大きい
- 操舵性(曲がる)・走行性(乗り越える)の性能はそこそこ
- カゴは大きくなく、全体として機能性は本当にシンプル
ライバル車種たち
生後6ヵ月頃から使えるデザイン重視の変わり種ベビーカーを求める個性派に。
個人的にはこのあたりで考えるなら、0歳から対面式でも使えるZAPP FLEXを推したい。