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オート4輪(4キャス)ではないが、手頃な値段で手っ取り早く対面式を楽しみたい人に頼りたいコスパモデル
2020年9月中旬より「型番 GB」モデルが販売開始となりました。
旧モデルの発売は2018年9月。約2年ぶりのリニューアルですね。
ただ、基本機能はほぼ変わっていません。
相変わらず4キャス無しの両対面式です。
旧モデルとの細かい違いは、
- シートの一部にメッシュシートが採用されて夏場の蒸れ防止に
- 赤ちゃんのアタマを守るヘッドサポートが付属するようになった
- 全輪サスペンション搭載で走行時の振動を吸収
2020年モデル(GB)
カラー | ミッドナイトネイビー ブラックウォーブン |
価格 | 25,000円 + 税 |
対象 | 生後1カ月~36カ月(体重約15kg)まで |
重量 | 4.2kg |
横幅 | 45.7cm |
ハンドル高 | 101cm(マルチハンドル調整で95cm~105cm) |
公式サイト | https://www.gracobaby.jp/stroller/citistar_gb |
旧型モデル(~2020年9月中旬)
解説
アップリカと同じく米国 ニューウェル・ラバーメイド社 参加のブランド。
それがGRACO(グレコ)ですが、米国を中心に低価格支持層の人気が高いです。
日本での代表的なモデルに『シティ ゴー』がありましたが、こちらはそれよりも後発でハンドルの高さを変えられる身長を選ばないベビーカーになっています。
シティゴーと同じく軽量で、生後一ヶ月から使える両対面ベビーカー(A型)。
最大の特徴はシリーズの中でも最大級の荷物カゴ容量で、34.6Lは軽量両対面式ベビーカーの中では最大サイズになります。
安くて、対面式で、買い物便利!
を探している人にはぴったりなのですが、オート四輪ではないのが一つ残念なところ。対面での操舵性はよくありません。
「対面式での外歩きはそこそこで、ほとんどは背面式で使う&買い物に便利なベビーカーが欲しい!」という人にはコスパの高いベビーカーです。
メリット
- 荷物カゴが大きい!(容量34.6L)
- 生後1カ月から乗れる
- 地上から55cmのハイシート
- 重量は4.2kgで片手で持てる軽量
- 抱っこしながら片手でワンタッチ開閉
デメリット
- オート4輪ではないため対面走行時は操舵性が落ちる
どんな人にぴったりか?
- お出かけの際はちょっと自分でも荷物多めだと自覚がある
- 対面式を楽しむ時期は乳児期そこそこにメインでは背面での利用を考えている
- ハンドル角度(高さ)を変えられる買い物便利なベビーカーが欲しかった
こちらも検討したいライバル車種
コンビ メチャライト NH
発売日は2017年と少し古く、アップリカの中では珍しい「オート4輪ではないタイプ」。価格は2万円台前半で抑えられているが、古さの割に価格がそこまで落ちていないのが消費者としては残念。
Joie スマバギ
両対面式でオート4輪ではないタイプ。対面走行時にはいささか難があるが、対面も一応できる背面式ベビーカーと割り切ってしまえば値ごろ感が高い。
Joie スマバギ4WD シグネチャー
両対面式でお手頃価格。なのにこちらはオート4輪切替装備となかなかのコスパ。価格は上がってしまうけれど、荷物カゴ容量もシティ スターに迫る31.6Lと十分なのが嬉しい。
リッチェル リベラ ルーチェ
背面式限定で生後7ヶ月目から利用OK。レトロな印象ながら現代に求められる必要機能はバッチリカバー。荷物かごを重視するなら。
ピジョン カルナスライト
ピジョンよりJoieとGracoを屠るために送り込まれた刺客。それがカルナスライト。Amazonでの限定販売モデルとなっており、低価格で機能を割り切ったモデルになっている(オート4輪機能無し)。
管理人VOICE
オート4輪機能は本来は欲しい機能。総合力では「Joie スマバギ4WD シグネチャー」を推したくもなる。
しかし、見方によっては「そんなに長い間、対面式を必要としない」人もいるはず。そんな人には機能は最小限のシンプルで、しかしその分だけ安い方が喜ばれるだろう。
今回の新モデルをバカ正直に2万円台で買うのは少しもったいない。
価格がこなれてくる楽天やAmazonのセール時期に1万5千円ぐらいで買えるとベスト。
または旧モデルが今なら1万円未満で買えてしまうので、最新モデルにこだわらない人はそちらを買って、ファーストベビーカーを軽い予算で回しながらじっくりとセカンドベビーカーに納得行くものを買うのも賢い。
旧型モデル(~2020年9月中旬)