2024年3月のタイプ別おすすめ 

エルゴベビー メトロプラスの後悔とおすすめポイント解説

メトロプラスのフットレスト(クッション性は良い)
目次

新生児から使える超コンパクト
やや重く、自立しないがエルゴに染まれる!?

抱っこ紐でお馴染みのハワイ生まれのブランド『エルゴベビー』から超コンパクトベビーカーが販売開始された。

海外では2021年4月にリリース発表がなされていたものの、国内での販売は見合わされ続けてきた。
コロナと上海ロックダウンが落ち着いてのタイミングを見計らってのスタートとなった様子。

エルゴベビーといえば人間工学に基づいた設計の抱っこ紐がとても人気で我が家でも使っていた
長男、次男、三男、そして親戚の子ども二人を巡って約10年。
最後は布も破け気味だったけれどタフに便利に使えて「元をとったどー!!」と堂々と言える大活躍ぶり。

エルゴベビーというブランドに私はとても信頼を置いている。

さて、本題のベビーカー。
名前を『メトロ プラス(METRO+)』と言う。

エルゴベビー メトロプラスとサイベックス リベル横並び
(左)サイベックス リベル 2022
(右)エルゴベビー メトロプラス

プラスというからには、なにかの後発モデル?と思うだろう。
そのとおり。

実は今回のモデルに先立って2019年3月に『メトロ(METRO)』が発売されていた。
見た目はほぼ同じ。

しかし、今回のプラスでは下記の要素がアップデートされている。

  • ハンドル高さ調整機能
  • ハンドルバーがウレタン巻からレザー調に変更
  • トラベルシステム対応(日本ではアダプター未発売)
  • シートのホールド性能向上
  • リクライニング角度がよりフラットまで改善
  • 肩ベルト位置調節機能の改善
  • ハーネスデザインの改良
  • シートのクッション性向上
  • キャリーコットモード搭載
  • フットレストの改良
  • 車輪の改良

約2年後のアップデートでこれほどまでの機能改良が見られたのはなぜ!?と思うけれど、この時期はちょうどサイベックスのイージーS(S2)やベビーゼン YOYO2が存在感を増してきた時期。

これらの機能が当たり前に無いと世界戦では戦えないということだったのだと思う。

この話、のっけから難しすぎるかもしれないな。。

特徴を一言でいうと

メトロプラスのレッグレストの長さはリベルと同程度
レッグレストの長さはリベルト同等かわずかに長い
シートのクッション性はリベル以上

エルゴブランドで統一したい人のためのコンパクトベビーカー

管理人パパ

それ以上でもそれ以下でもない。

メリット
デメリット・後悔
  • 小さく折りたためる
  • 生後一ヶ月から使える
  • 4歳まで長く使える
  • コンパクトだけど重い(7.8kg)
  • 折りたたみ後は自立しない

基本スペック

メトロプラスのハーネスは5点式ベルトに対応
肩と腰ベルト独立型の5点式ベルト
発売時期2022年7月25日
価格69,300円
ブランドエルゴベビー(米国・ハワイ)
タイプ背面式(A型)
対象年齢生後1カ月(体重3.2kg)~48カ月(体重22kg、身長101.6cm)
サイズ
幅×奥行×高さ
展開時:44×87×96-105㎝
折畳時:44×25×54cm
重量7.8kg
荷物容量耐荷重最大3kgまで
ハンドル高95cm~105cm
リクライニング95°~175°(参照元
レッグレストあり(4段階)
バンパーバーなし
車輪サイズ前輪:12.7 cm(5インチ)
後輪:17.8 cm(7インチ)
サスペンション前輪のみ
カラーブラック
付属レインカバー
トラベルシステム可(サイベックス/ヌナ/マキシコシの各種ベビーシートに対応)*
*カーシートアダプターは国内未発売
取得安全基準EN
保証期間購入後1年(ユーザー登録で2年)
公式HPhttps://www.ergobaby.jp/product/babycar/

機能の特徴

そういう話は公式サイトをチェックしてください。

RISU

なっ!なげやりな!!

公式サイトで言及されていないことは「自立しないこと」。ここを受け入れられるかどうかは大事

こんな人にぴったり

海外ブランドでデザイン性の良いコンパクトベビーカーを探していて、生後一ヶ月からすぐに使いたい人。

自立しないけど、車での移動がメインでお出かけ先でのベビーカーづかいが瞬間的な人だろうね。

こんな人には向かない

せっかちな人。

販売店やレビュアーの中にはこれを「片手で折り畳める」と言う人もいるらしいけれど私はそうは思わない。

しっかり両手が必要なタイプ。

しかも、折りたたんでから持ち運ぶポイント探しが難しい。

いわゆるクセの強いタイプのベビーカーといえる。

それでも、海外ブランド志向でデザインにこだわる人が「サイベックス(リベル)」「ベビーゼン(YOYO2)」「バガブー(バタフライ)」といったメジャーどころと差別化したいなら選びたいという気持ちはわかる。

欠点をわかりきった人がその上で、エルゴベビーに信頼を寄せられる人だけが手を出していいモデルになる。

こんな不満・不安も解消してくれる
  • 気合で海外からトラベルシステム用アダプターを個人輸入すればこれ一台でベビーカー卒業できるかもね。

メトロプラスはどこで買える?

エルゴベビー@ダッドウェイ 南町田グランベリーパーク
エルゴベビーのお店(DADWAY@南町田)へ参る!

私の知る限りエルゴベビーの国内正規販売代理店『DADWAY』直営店舗またはオンラインストア(公式楽天市場)のみです。

その他ではもしかしたら、新宿伊勢丹、高島屋などエルゴベビー取り扱いの百貨店・人気セレクトショップにも取り扱いがあるかも。

気になる人は一度、ダッドウェイに問い合わせて見るのが早いでしょう。
妊婦さん連れなら出かける前に「展示在庫」の電話チェックは常識です。

無駄足にならないように気をつけてね。

このベビーカーの総合評価
3
  • 押しやすさ
    (3)
  • 機能性
    (3)
  • 携帯性
    (3)
  • デザイン
    (3)
  • 価格
    (3)

管理人による旬の買い方紹介

2024年3月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月発売見込み)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

私は私でできることをやっていきます。

基本はトータル7万円で卒業するのが理想

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管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
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