この記事の目次
滑らかな操舵感。剛性の高いボディ。
それでいて重量を7kg未満に抑えた努力。
努力を讃えたい日の丸ベビーカー
CURIO(キュリオ)から今年発売の最新モデルがこの『ストローラーB』。
先代のストローラーAと較べて、よりスタイリッシュで都会での使い勝手を挙げながら、価格は下げて登場。
前から気になっていて期待していたのですが、この度、新宿の伊勢丹本館6階で遂に確かめてくることができました。
良いと感じた点
展開した姿は後輪の大径タイヤにも関わらずスマート。
ハンドル位置や全長のイメージとしてはサイベックスのEEZY Sをイメージしてもらえるとぴったりかと。
一方、押し心地については「一切のきしみを許さない」剛性の高いフレーム構造が功を奏してか滑らかで安定していました。
その分、「軽さ」を求める人には7kg未満のこのベビーカーでも「重い!」と感じるのでしょうが、この子はエアバギーと同じような使い方を想定したのんびり、ゆったり、快適な押し心地を重視したモデルということをお忘れなく。
気になった点
走行性だけにフォーカスすると国内メーカーではエアバギーに次ぐ性能の高さを感じましたが、一方ハーネスなど細かいパーツの造りには若干チープさを感じました。
このあたりは、そこにこそ命をかけている感のあるサイベックスの車種と比較するともう一歩そこに高級感があれば…という印象を受けました。
全体的なデザインはとても良いのですが、そのフォルムの美しさよりも女性はそういったバックルの美しさなんかに目が行きがちだと思いますから。
ただ、男性ウケだけを狙えれば良いのでしょうが…
また、私が試せたカラー『グレー』はカタログと同じ程の高級感を実際には感じることができませんでした。
恐らくこれが『ブラック』であったなら違った印象を受けたと思います。
期待値が大きすぎたんだと反省です。(ベビーカー界のAppleだ!ぐらいに期待していましたから。)
ここには、アルミニウム合金の美しさを最大限に活かせるシート&パーツカラーのコンビネーションが加わると最高ですね。
あとは、ハンドル中央位置のボタンくらいかな・・・気になったのは。
このサイトでは一貫して、あの位置にあるボタンが個人的に嫌いだと言い続けているので、これはサイベックスもそうですし、このモデルの欠点とは言い切れないかもしれません。
願わくばエアバギーのようなハンドブレーキ式がやはりベストだと感じます。
ライバル車種たち
背面式固定で、ながくゆったりと使えるベビーカーのライバルとして下記を挙げておきます。
■ キュリオ ストローラーB
¥88,000
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