2024年3月のタイプ別おすすめ 

キュリオ ストローラーBの後悔とおすすめポイント解説

キュリオ ストローラーBの個人レビュー
目次

滑らかな操舵感。剛性の高いボディ。
それでいて重量を7kg未満に抑えた努力。
努力を讃えたい日の丸ベビーカー

CURIO(キュリオ)から今年発売の最新モデルがこの『ストローラーB』。
先代のストローラーAと較べて、よりスタイリッシュで都会での使い勝手を挙げながら、価格は下げて登場。

前から気になっていて期待していたのですが、この度、新宿の伊勢丹本館6階で遂に確かめてくることができました。

良いと感じた点

展開した姿は後輪の大径タイヤにも関わらずスマート。
ハンドル位置や全長のイメージとしてはサイベックスのEEZY Sをイメージしてもらえるとぴったりかと。

一方、押し心地については「一切のきしみを許さない」剛性の高いフレーム構造が功を奏してか滑らかで安定していました。

その分、「軽さ」を求める人には7kg未満のこのベビーカーでも「重い!」と感じるのでしょうが、この子はエアバギーと同じような使い方を想定したのんびり、ゆったり、快適な押し心地を重視したモデルということをお忘れなく。

気になった点

走行性だけにフォーカスすると国内メーカーではエアバギーに次ぐ性能の高さを感じましたが、一方ハーネスなど細かいパーツの造りには若干チープさを感じました。

このあたりは、そこにこそ命をかけている感のあるサイベックスの車種と比較するともう一歩そこに高級感があれば…という印象を受けました。

全体的なデザインはとても良いのですが、そのフォルムの美しさよりも女性はそういったバックルの美しさなんかに目が行きがちだと思いますから。

ただ、男性ウケだけを狙えれば良いのでしょうが…

また、私が試せたカラー『グレー』はカタログと同じ程の高級感を実際には感じることができませんでした。

恐らくこれが『ブラック』であったなら違った印象を受けたと思います。

期待値が大きすぎたんだと反省です。(ベビーカー界のAppleだ!ぐらいに期待していましたから。)

ここには、アルミニウム合金の美しさを最大限に活かせるシート&パーツカラーのコンビネーションが加わると最高ですね。

あとは、ハンドル中央位置のボタンくらいかな・・・気になったのは。
このサイトでは一貫して、あの位置にあるボタンが個人的に嫌いだと言い続けているので、これはサイベックスもそうですし、このモデルの欠点とは言い切れないかもしれません。

願わくばエアバギーのようなハンドブレーキ式がやはりベストだと感じます。

ライバル車種たち

背面式固定で、ながくゆったりと使えるベビーカーのライバルとして下記を挙げておきます。


■ キュリオ ストローラーB

価格¥39,600
対象生後約1ヶ月~3歳頃(15kg)
重量7.9kg
横幅54cm
ハンドル高103cm
リクライニング角度125°~155°(推定)
公式サイトhttps://www.curio-web.com/stroller-b
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レッスン:慣らし運転に行こう

買った後で子どもを乗せずに慣らし運転して、越えられる段差と無理を知りましょう。

国内メーカーの軽いベビーカーは一寸(人差し指の第二関節ぐらい)の段差を超えるのは厳しいです。
無理して突っ込まず、見極めが肝心です。
急いでいても子どものために。

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試験的なサービスなので私がパンクしたらごめんなさい。

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このベビーカーの満足度レビュー
2.9
  • 押しやすさ
    (3)
  • 機能性
    (2.5)
  • 携帯性
    (3)
  • デザイン
    (3)
  • 価格
    (3)

管理人による旬の買い方紹介

2024年3月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月発売見込み)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

私は私でできることをやっていきます。

基本はトータル7万円で卒業するのが理想

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2023年のベスト評価

管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
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