運営者
執筆
- ベビーカージャーナリスト
プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。講談社や晋遊舎の記事監修など
見習い
- 初産の妻のためにベビーカーを勉強中♂
とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出す。代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受けて弟子入り
価格 | 32,000円 + 税 |
対象 | 生後1カ月~36カ月(体重15kg以下) |
重量 | 3.9kg |
横幅 | 44.5cm |
ハンドル高 | 100cm |
リクライニング角度 | 121°~157° |
公式サイト | https://www.aprica.jp/products/babycar/detail/reversible_lw/karoonair_ac/ |
2021年モデルが発売されました!
価格.comで1位にランキング(2019年11月現在)されていたモデル。
ちなみに、価格.comのランキングの中には「おやっ?」という順位付けが多く見られることと、ランキングの基準が公開されておらず(Amazonの場合は純粋な販売数量)、信憑性に乏しいので注意したい。(といっても、このサイトもそうだけど。)
このサイトでは、一貫して述べているが、「ハイシート+軽量」というのは、実は結構不安定感が増します。
高い位置に重さ(ベビーの体重)が加わり、さらに対面式特有の長いハンドルは車体がふらつきやすく、いわゆるハンドルのきしみを感じる原因にもなっている。
ハイシート(座面高が50cm以上のものを言う)ブームは都会のアスファルト環境を想定した新たに作られたマーケットだと個人的には感じているので、そこまで気にしなくて良いとは思う。
価格は実売価格3万円程度と長く乗るためには納得のいくお値段。
ただし、先程述べたようにハイシート&体重がさらに増える&ハンドル長は長い点を考えると2歳後半にはお役目を外される運命にあるだろう。
マーケットの中での立ち位置としては、
対面式にこだわって、しっかり目の重厚なベビーカーを買ったが、やっぱり重すぎる・家庭の環境に合わないなどの理由で買い直すはめになった人。
そんな人に、注目されるベビーカーだと思う。
ただ、そうなるためにはデザイン性にもう少し工夫(特にカラーリング)が欲しくなるし、さらには先程の高重心&ハンドル長の問題からくるふらつきが体重を増すごとに気になってくると思われるので、実際2歳半までの利用を想定すると、『永く乗れる』はちょっと無理があるかな。
僕の持論は、「両対面式にこだわるなら軽さをある程度あきらめてフレーム剛性の高いハンドルとフレームが一体化のモデルか、ハンドル部分で切り替えない対面式システムのもの(例:シートの付け替えタイプ)」を選ぶべき。
たとえば、モデルで言うと
あたりだろうか、
もしくは、月齢が低い間だけ両対面にこだわると割り切るなら、トラベルシステムを利用してもいい。
車を所有して無くても、レンタカーを借りる場合もあるだろうし、上手な考え方で買い直しのリスクを減らしましょう。
ここがポイント
下記はいずれもショップレビュー検査済み店舗
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