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【購入相談】骨折しやすい子どものために悪路でも揺れないベビーカー選び

【購入相談】骨折しやすい子どものために悪路でも揺れないベビーカー選び

こんな状況ならどのベビーカーを選ぶ?
ベビーカーの選び方相談室に寄せられたご利用者の声から紹介します。

目次
管理人パパ

執筆

ベビーカーカウンセラー

プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。2022年からは年間100件の購入相談に応える。ECディレクター/エンジニアの経験から業界のトレンドや売り手の心理を先読みしたレビューが得意。雑誌の監修等。

RISU

見習い

初産の妻のためにベビーカーを勉強中のリス♂

とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ってしまったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出した。羽振りよく代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受け弟子入り。メーサが大好き。

ご依頼者のプロフィール

この相談は2023/7/24に受け付けたものです。

ご依頼者

KUさん

住まいの環境

1階、エレベーターあり、玄関幅80cm以上

押す人

パパ (メイン)

重視するポイント

新生児から使える、悪路でも揺れない、操舵性

使い方の想定シーン

電車での通院や日常の買い物など

外出時の主な交通手段

徒歩+電車

ベビーカー購入のご予算

特に考えていない

候補に考えている商品やタイプ、ブランド

オプティアグレース、エッグショックなどがよさそうな気がするが、具体的には決まっていない

候補に考えていない商品やブランド

なし

懸念材料

子どもが骨折しやすいこと

自由コメント

子どもが骨折しやすいため、可能な限り子どもが乗っていて負担のかからないベビーカーがあればご紹介いただけたらと思います。

管理人パパからの追加ヒアリング

KU様

こんにちは。はじめまして。
東京ベビーカーDBの管理人パパです。

相談室のご利用ありがとうございます。

実はこれまでの相談室の中でもパパ様メインでのご質問はもしかしたらはじめてだったかもしれません。

どうぞよろしくおねがいします。

早速下記の前提で回答したいと思っているのですが、

<前提>
住居:1階、EVあり、玄関幅80cm以上
押手:パパメイン
重視:新生児から使える、悪路でも揺れない、操舵性の良さ
使い方:電車での通院や日常の買い物など
移動:徒歩+電車
予算:特に考えていない
候補:オプティアグレース、エッグショックなどがよさそうな気がするが、具体的には決めていない
候補外:なし
懸念材料:子どもが骨折しやすいこと
自由コメント:子どもが骨折しやすく、可能な限り子どもに負担のかからないベビーカー希望

できるだけ正確な回答を心がけるにあたって下記について教えていただければ幸いです。

お答えいただける範囲で結構です。

Q.現在のお子様の月齢・年齢について(もしくはご予定日など)?

Q.パパのみがメインとなっている理由について(サブはいませんか?ママなど)

Q.お子様の病状など骨折しやすい理由について具体的に教えてもらえませんでしょうか?

Q.お子様の骨折のご経験は?それはいつどのような場面でしたか?

Q.いまベビーカーを使っておられるならモデル名など教えてください?

以上です。

単純にパパがメインであるからと、
腕力がある前提で、
子どもの安全性と操舵性を叶えつつ、
ベビーカー本体重量については多めにみられる想定では下記が良い候補に思えます。

1)エアバギー
2)UPPAbaby MINU V2+新生児用シート
3)バガブー FOX3/FOX5

操舵性とクッション性で考えるとエアバギーにシートクッションをプラスして運用するのが今回のケースでは最善に思いました。

しかし電車の移動頻度によっては、肩がけできて走破性も高い海外のUPPAbaby MINI V2がコンパクトベビーカーの中での走行性の王者としておすすめです。

逆にめったに電車での通院がない、または都会で大きめのエレベーターの位置など完璧に把握できているなど交通機関で困る場面がなければFOX程度までレベルを引き上げられるとお子様の快適さは更に高まるはずです。

ただこれらの候補について追加で質問させていただいた内容に対してのご回答次第では、また当初から考えられていた想定予算次第ではまったく考え直す必要があるかもしれず、一旦は、の回答に留めさせていただきます。

いつでも構いませんので、先程の質問に対して簡単にで結構ですからお返事をお待ちしております。

管理人パパ

KU様からのご回答

東京ベビーカーDB
管理人パパ様

お世話になります。KUです。

Q.現在のお子様の月齢・年齢について(もしくはご予定日など)?

生後2か月(修正月齢1か月)

Q.パパのみがメインとなっている理由について(サブはいませんか?ママなど)

サブは女性になるかと思いますが、現在決まった方はいない(ママが押せず、その他の人が押す予定もない)ため、パパのみとしています。

Q.お子様の病状など骨折しやすい理由について具体的に教えてもらえませんでしょうか?

骨形成不全症のため。

Q.お子様の骨折のご経験は?それはいつどのような場面でしたか?

両腕、右足、肋骨など。いずれも上記疾患に伴うものですが、日々のケアによるものです。

Q.いまベビーカーを使っておられるならモデル名など教えてください?

使用していません。

お手数おかけしますが、ご検討お願いいたします。

管理人パパからのご提案

KU様

早速のお返事ありがとうございました。

ご状況理解いたしました。

医療に関係するアドバイスはできないものの経験と体感に基づく意見としてまとめさせていただきます。

まずはじめに「新生児・月齢の浅いデリケートなお子様にとってもっとも良い環境」を考えますと、それはすなわち居住の快適・安全になりますが、大前提として「振動の少ないもの」だと考えました。

ベビーカー本体の構造としては、性能の良い順番で以下のとおりとなります。

1)生後6ヶ月までコット(バシネット)を装着して使うタイプ
例:バガブーのフォックスドンキー

2)生後6ヶ月までベビーシートを装着して使うタイプ
例:各種トラベルシステム対応のベビーカーまたは一体型のdoona インファントカーシート

3)車輪のサスペンション性能が良いベビーカーに新生児用シートライナーなどを敷いてクッション性を増して利用するタイプ
例:エアバギーNEO3Dマット

4)サスペンション性能はそこまで高くないがシートのクッション機能を売りにしたタイプ
例:アップリカのオプティア、コンビのエッグショックシリーズ、ピジョンのノートアールなど主に国内メーカーの最上級クラス

加えて路面の細かな振動までケアすると、タイヤ表皮の性能評価は以下の順となります。

1)エアタイヤ(エアバギー)
→パンクのリスクはありますが乗り心地はもっともマイルドで優しい

2)発泡充填タイヤ(バガブー フォックスなど)
→バガブーをはじめとする高級ベビーカーに採用が多い。パンクのリスク少なく、良質なサスペンションと併用で高い路面衝撃吸収を叶える

3)EVA素材タイヤ
→国内メーカーや海外ブランドのエントリーモデルに多いコスパの高いプラスチックとゴムの間の素材。1や2のラバータイヤに比べてカラカラという音が鳴りやすく、細かな振動も

さて、この大前提から候補を絞り込んでいきます。

まずこれからのご購入を考えた場合、まだ夏真っ盛りですし、トラベルシステム(ベビーシートを装着するタイプ)を選ばれるとベビーシートの中は蒸しますから、暑さの観点&お車の利用がないことから候補外としました。

夏ではなく、秋や冬生まれで車の利用も多ければ「doona」を生後6ヶ月までの候補にいれても良かったです。

● doona インファントカーシート公式リンク

それでは、ここからが本番候補になります。

予算に糸目を付けず、安全性&操舵性能を大前提に私が知るカテゴリーごとの最高性能モデルを選びました。

生後6ヶ月まで最も安心なコットを装着できるモデル

● バガブー フォックス3または5またはCub公式リンク

フォックスシリーズは、2023年発売の最新版が5で、その廉価版がCub、そして1世代前の旧モデルが3です。

3は型落ち扱いですが、廉価版のCubよりも現在は安くなっているのでお買い得です。

また、同じクラスとしてドンキー5(一人乗り+サイドカーに荷物かご)という二人乗りにも変えられるベビーカーも候補でした。

こちらはシート横にすぐに取り出したい子ども用の荷物が沢山ある場合に便利です。

これらバガブーの最高クラス商品はいずれも15万円以上する高額クラスで大きさも相当にあります。

改札も場所を選ぶ必要があります。

しかしながら、お子様の安全性という面では心に余裕をもった移動が叶えられるでしょう。

■折りたたみの様子
フォックス5:https://www.youtube.com/shorts/PCA7N0niSp8
ドンキー5:https://youtu.be/NRbU42ePso4

とはいえ、横幅60cmは改札を選ぶ必要があります。

特にドンキーは折りたたんでも大きいです。

最高の性能とはいえ、日常生活を考えると選びづらいかもしれません。

その場合は、以下の2候補を挙げたいです。

1)バガブー ドラゴンフライ公式リンク

現在は海外でユーザーの使い方の誤りを原因にリコールが起きたため一時販売停止中。

8月から改良が加えられたものに替えられて販売再開される予定です。

クッション性や操舵性能は上位のフォックス、ドンキーに譲りますが高い安全性に加えて、折りたたみと展開動作が簡単で、折りたたみ後コンパクトを叶えてくれるモデルになっています。

折りたたみと展開の動画:https://youtu.be/acea0swzGGw

一つネックなのが、こちらのベビーカーには「コット」が付属していません。

別売りになります。

結構お値段が張るものですから、最善はコット装着ですが本体のシートリクライニングもA型として十分な角度まで倒れますから(バガブージャパンに確認したところ生後1ヶ月から利用可能)、コットを見送って本体のみの選択でもよろしいかと思います。

P.S. ドラゴンフライはバガブーから先行して発売されていた「ビー」シリーズ(来年廃番予定)に代わるモデルとして発売されましたが、片手でたためるというバージョンアップ点よりも操舵性能だけを考えると先の最終モデル「ビー6」の価格が落ちてくれば、そちらを選ぶのも手です。座面高がドラゴンフライよりも低い分、舵取りは更にしやすいものとなっています。(とはいえ、ドラゴンフライ発売後もなかなか価格は落ちてきません。購入のタイミングとしては来年かもしれません。)

2)エアバギー フロムバース(ブレーキEX/プレミアどちらでも)
https://www.airbuggy.com/stroller/

操舵性良く、エアタイヤが気持ちい。

しかし、以下の3つのデメリットを了解の上での選択が吉。

  1. シートリクライニングがあまり起きない(上体が直角近くまで上がりません。バギー構造のため仕方ないところです)
  2. バンパーバーが外しにくい。基本的には外出時に開閉するものではありません。ほぼ固定なので子どもが大きくなったときに「靴を脱がせて乗る」か「気合で持ち上げて滑り入れる」工夫が求められます
  3. 折り畳み・展開時の操作は両手が必要(雨の日に傘を差していたりするとちょっと困ります)

公共交通機関でもこれぐらいならなんとかなる大きさといったところです。

バガブーの上級シリーズと比較してもお値段は決して安くはないですが、楽天でのポイント還元分を考えると7万円台は魅力的です。

さらにコストを重視される場合は、時折これの型落ちモデルがアウトレット商品として公式サイトに並ぶことがありますのでこちらをチェックされてみるのも手です。

認定アウトレット:https://www.airbuggy.com/ec/
(必ずブレーキモデルを選んでくださいね。ブレーキがないと下りの坂道で結構苦労します。)

ちなみにエアバギーは我が家でも使っていました。
おすすめはネオ3Dという東レ素材の通気性の高いシートクッションも加えて敷いてあげることです。

独特の素材なので完全に二つ折りにはできず、折り畳む際にはシートから外す必要があります。

そこは面倒以外のなにものでもないのですが、外出先で「できるだけ折り畳むことを避けられる」なら、このマットがベストだと感じています。

衝撃吸収と通気性にこだわったエアバギーのためのマット選びならぜひ覚えておいてください。

さて、

以上が本体サイズに制限なく、要件と性能で選ぶベビーカーの候補でした。

では次に電車など混雑した場所を想定した、ワンサイズ小さいベビーカーの中で、今回のご要望を叶えられるモデルを考えてみました。

ワンオペを懸念したコンパクトモデル

● バガブー バタフライ公式リンク

こちらはB型(生後6ヶ月から使用可)から使用可能なモデルですが、公式のシートライナーを装着してなら生後4ヶ月あたりから早々に使うことも期待できます。

シートリクライニング角度自体はMAXに倒した状態で、日本のSG基準で生後4ヶ月からの利用要件を満たしますので
クッション性を公式シートライナーで高めることで安心して使うことができそうです。(あくまでも私ならの話です。お子様の様子を見ながら最終判断をお願いします)

対面式(両対面式)にこだわらないということでしたら、これを1台目として考えていいですが、それもこれも現在のご状況で抱っこ紐の利用がどこまで安全にできるか次第ですよね。

できるだけフラットに寝かせてあげたい、今すぐ必要!ということであれば「今は」バタフライという選択は難しいかもしれませんが、例えば、今回はドラゴンフライにしたとして、またはエアバギーにしたとして、

もう少しお子様が大きくなった年頃には(例えば1歳~1歳半)、成長のご様子を見ながらそれよりももう少しコンパクトで手軽なバタフライに乗り換える(売却後の購入でも、セカンドベビーカーとしての買い出しでも。判断は玄関での保管スペース次第)があってもよろしいかと思いました。

ということで、バタフライを選ぶなら、公式シートライナーもセットで購入を考えられると安心だと考えます。(バガブーの上位モデルほどのサスペンション性能はないため耐衝撃対策に。)

ご提案は以上になります。

ちなみに、今回は国内メーカーの候補を挙げませんでした。

それらについては店頭で試せる機会も多いですし、私からあえてシートのクッション性を語る必要はないかと思ったからでした。

冒頭に申し上げたとおり、

  • 海外ではベビーカーを「車」として車輪(サス)から衝撃吸収を考える
  • 国内では衝撃を「クッション」側で吸収しようという設計で、どちらかというとベビーカーは「ゆりかご」にタイヤが付いたもの

というイメージでおります。

設計の根本が違うので、どちらが正解!というはっきりしたものはないと思うのですが、個人的には押していて楽しい!快適(ストレスがない)というのは海外ブランドで且つ性能の高い限られたモデルにのみ備わっているということを体感しております。

よって、外出時におけるベビーカー依存度が高いと見込まれる今回のケースにおいては海外ブランドを優先した書き方とさせていただきました。

P.S. これが住宅周辺に半端のない悪路が多く、もはやベビーカーを押しての走行さえままらない道路で、軽さ、手軽さを最優先に考えなければならない条件設定でしたら国内ベビーカーの軽量モデルを推すこともありえました。

まとめますと、

今回の現実的な候補としては、

  • バガブー ドラゴンフライ
  • エアバギー フロムバース
  • そして乗り換え・買い足しでバガブー バタフライ

以上の3つを挙げさせていただきました。

またご不明な点や追加のご質問がございましたらお気軽にご連絡くださいませ。

東京ベビーカーDB
管理人パパ

この記事で紹介したベビーカー

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