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ベビーカージャーナリスト

プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。講談社や晋遊舎の記事監修など

RISU

見習い

初産の妻のためにベビーカーを勉強中♂

とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出す。代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受けて弟子入り

知っ得ベビーカー『セールの正しい見極め方』

サイベックスのデザイナー

ステマや広告、メーカーへの忖度など商業的バイアスを一切排除しています。
この記事の目次

サイベックスのデザイナーは一体誰なのか?

ただの戯言である

読まなくていい

気になり始めると、きっと身動きが取れなくなるかもしれないと思うから

さて、今から私が調べた限りの冒頭の疑問について明らかにしていきたい

サイベックスのベビーカーラインナップの中で異彩を放っているのが

  • プリアム
  • ミオス

この二台

私の記憶が確かであればプリアムは2014年頃登場で、その後しばらくしてからミオスが発売された

デザイナーは誰だろうか?

ディレクターは?

どうしても気になってしまう

ちなみに、サイベックスはデザイナーを公表していない

しかし、私は調べてしまう

ベビーカーオタク?だから

そこでついた大体の予想はロンドン発のデザインスタジオ『Pearson Lloyd』のLuke PearsonとTom Lloydだろうと

ここならイームズチェアからインスパイアを受けた製品哲学にも合点がいく

そしてまた、サイベックスのカーシートデザイナーについては公式に公表されていた時期があった

以下である

Koncern Studioのデザイナー
Jiří PřibylとMartin Imrichの実績と貢献

デザイナーの位置づけ

  • Koncern Design Studioの創設者
  • プラハを拠点とする受賞実績のあるデザインスタジオを運営
  • CYBEXの創設者Martin Posとの協業を展開

gbブランドへの貢献

デザインアプローチ:

  • CYBEXのデザインDNAとは異なる手法を確立
  • 「未来を現在に持ち込む」という新しいコンセプトを導入
  • 革新的なデザイン言語を確立

デザイン哲学:

  • コントラストを基調としたデザインを実現
  • アルミニウムを中心的なデザイン要素として採用
  • 調和のとれた立体フォルムと温かみのあるグレーの色調を融合

製品開発実績:

  • 工業デザインの慣習に革新をもたらした
  • 可能性の限界を拡張
  • 創造的なユートピアとファッションビジョンを実現する基盤を構築

革新性の実現:

  • ハイテクとハイファッションの融合を実現
  • フォルムと機能の新解釈を確立
  • 「Urban Luxury」という新しいデザインカテゴリーを創出

両デザイナーは、未来志向の革新的なアプローチによってCYBEX・gbブランドの製品開発に新しい価値をもたらした

しかし、ここ1~2年のCYBEX公式サイトを見ると、彼らの功績が消されているようにも見える

意図的にサイベックスの親会社の中国ブランド『gb』傘下に付け替えられいるようだ

CYBEXでは代わりにブランド創業者マーティン・ポスの露出が増えている

そして、マーティン・ポスはチェコ(プラハ)の生まれでもある

だからなのだろうか、

ポーランドを挟んでロシアとも近い国のチェコ、そしてその左隣りのドイツ

どことなくデザインにロシアの構成主義、そしてバウハウスの流れを感じる

ちなみに、サイベックスのラインナップの中でのデザイナーの棲み分けであるが、

サイベックスの上位ライン(プラチナムライン)はチェコのデザインスタジオが、そして下位ライン(ゴールドライン他gbブランド)はgbグループのインハウスデザイナーが担当しているのだろう

おそらくメリオについては日本側からの企画ものとして、強く意見が通って成功した事例だった思われる

東ヨーロッパのデザイン哲学で、東アジアの消費者ニーズを叶えていく、世界の工場の、いや貿易の中心ともいえる上海を通じて

ここに凄みを感じるわけである

なんというか、

旧共産圏の叡智が詰まったブランドであり、その強さに納得し、この先の強さにも疑念がない

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