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【オランダ発】TRIV NEXT(トリヴ ネクスト)が新発売!

オランダ初ブランド『nuna(ヌナ)』から両対面式ベビーカーのTRIV NEXT(とリヴ ネクスト)が新発売!
追記:国内でも販売開始されました

トリヴの後継モデル『トリヴ ネクスト』が発売されました!

トラベルシステムに力を入れているオランダ発のベビー用品ブランド『ヌナ』。
両対面式ベビーカーのシグネチャーモデル「TRIV(トリヴ)」のリニューアルモデルが発売されました。

ただし海外先行発売で、国内での販売開始時期は明確にされていません。
おそらく11月から年末にかけて国内でも取り扱いが始まるのではないかと見ています。

日本語訳

イタリアのファッションデザイナー Georgette Polizzi(ジョーゼット・ポリッツィ)さんとのコラボレーションモデルも発売されています。

店頭などで続々セール開催中

カトージ直営店でのアウトレットセールなど、続々と現行モデルの在庫圧縮がはじまっています。

目次

現行モデル(TRIV)の立ち位置

トラベルシステムに対応しているA型両対面式ベビーカーです。
価格は8万円強ですから、高級ベビーカーに分類されます。

重量は9.75kgと約10kgですから持ち運びは軽々とはいきません。
しかし、ミニバンなら心配なく積みこめます。

  • ハイシート
  • 多段階リクライニング
  • シート幅52cmと広々

車利用が多く、高級志向で、サイベックスやバガブーなどメジャーブランドと被りたくないユーザーに支持されています。

ベビーカー 両対面式 TRIV ( トリヴ [チェリー/エリス])
管理人パパ

nunaはオランダ生まれのブランド。やや大きめの両親(オランダサイズ)の子ども向きといった印象。バガブーが競合にあたる。

現行モデル(TRIV)と新モデル(TRIV NEXT)の違い

TRIVTRIV NEXT
発売時期2019年11月14日2022年10月1日(国内未発売)
価格85,800円$699.95
国内での価格予想は106,740円
サイズ
幅×奥行×高さ
展開時:52×81×109cm
折畳時:52×32×65cm
展開時:57.5×85×109cm
折畳時:57.5×31.5×69cm
車輪サイズ前輪:約18 cm
後輪:約19 cm
前輪:約18 cm(7インチ)
後輪:約23 cm(9インチ)
車輪配置逆台形型配置(安定性重視)台形型配置(操舵性重視)
ブレーキシステムペタルをダウン/アップペダルをダウンのみで切り替え
幼児用フットステップなしあり
ハンドル形状スクエア型ラウンド型
シート背面ポケットスリット式ジッパー式
幌の取り外しできないできる

一番の違いは車輪の配置が大きく変わったこと。
これまでの安定性重視の逆台形型(前輪間が後輪間の幅よりも広いタイプ)から操舵性重視の台形型(後輪幅が前輪幅よりも広い)に替わっている。

おそらく前モデル(TRIV)の操舵性についてユーザーからの不満が多かったものだと思う。
後輪幅を広げると足元スペースにゆとりができるので更に嬉しい。

そして後輪自体のサイズも15%大型化し、7インチ→9インチ(22cm)に。
エアバギーのタイヤサイズが8インチ(20cm)なのでいかに大きくなったかがわかるだろう。

その他では、ベビーカー卒業間近な幼児期にあると自分で乗り降りできて嬉しいフットステップ(足置き場)が設けられたことも大きい。

ユーザーからの声にきちんと耳を傾け、細かいところをチューニングしてきた印象を受けた。

トリヴ ネクストのデメリット

これは発売されたとして押し試すまでもないことだけれども、スペック表を見ただけでデメリットも明らかに見えた。

それはベビーカーの横幅が従来の52cmから57.5cmに大きく間延びしたことだ。
これは今回の「操舵性の向上」につなげるための後輪幅の再設計が影響を及ぼしたと見える。

海外だと横幅60cm以上の駅改札幅が主流だろうから問題ない。しかし日本のメジャーは55cmだ。
電車移動には気を遣わなければならないタイプになってしまった。

管理人パパ

車いす用の改札も用意されているから、たまにの電車利用ならそっちを通ればいいだけサ。

それでもトリヴ ネクストを選ぶメリット

たしかに横幅が55cmを超えてきたとしても、困るのは「電車を頻繁に利用する人」や、「通路幅の狭いマイクロバス利用者」だけなのかもしれない。

トリヴはもともとトラベルシステム対応をウリにしたベビーカーであり、カーシートも併せて製造・販売するメーカーの強みとしては『郊外型の車利用の多い層』をターゲットにしているように見える。

そんな車社会を生きるクールな家族にはデメリット部分は関係なくなる。

逆に世界一平均身長の高い国のオランダ発ブランドというだけあって、シートのサイズ感は広め。
この余裕が成長の早い子どもやジャンボベビーにはありがたくもあるだろう。

RISU

日本での販売開始が待たれます!

管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
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