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管理人パパ

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ベビーカージャーナリスト

プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。講談社や晋遊舎の記事監修など

RISU

見習い

初産の妻のためにベビーカーを勉強中♂

とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出す。代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受けて弟子入り

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【乳母車派へ】エールベベ フラッコットが廃盤か?後継者はピジョンのノートアールで決まり!

エールベベ フラコットFS

カー用品の製造・販売をするカーメイトのベビー用品ブランドが『エールべべ(公式)』。
最近まで新生児に特化した両対面式ベビーカーを販売しており、一部の「私はベビーカーより乳母車派!」のママに支持を集めていた。

「リクライニングが深いものを選びたいの!」ではなく、そもそも「ベッド(コット)に車輪が付いたようなもの」を探している人たちがそれにあたる。

そしてそのベビーカーの名は『エールベベ フラコット/FS』。

可愛すぎる我が子(第一子)。
ちょっとでも角度をつけて寝かせるなんて不安すぎる・・・

の気持ち、よく分かる。

ただこのベビーカーだが、2021年後半から売り切れが続いており、どうやら廃盤のようだ。

また、販売が継続された(店頭では売り切り御免状態)としても、2019年のFSモデル発売からアップデートがなく、さすがに最近流行の機能と比較すると賞味期限が来ている感が否めない。

さてさて困ったものだ。。

フラコットは新生児向けのクッションがフワフワで、例えるならマシュマロのよう。
このポジションを務めるプレイヤーは他におらず、貴重な存在だったのに。。

そういうことで、今まで考えたこともなかったフラコットの後継者(あとがま)を考えてみた。

そして、「あれ!?これかな?」と思うものがあり、スペックを調べれば調べるほど似ていることに気づいた。

そのベビーカーの名は、

ピジョン ノートアール

この二台。

実は調べれば調べるほど似ていた。

フラコット FSノートアール
発売日2019年9月20日2020年10月9日
タイプA型 両対面式ベビーカーA型 両対面式ベビーカー
対象年齢生後0ヵ月~36ヵ月頃(体重制限15㎏)生後1ヵ月~36ヵ月頃(体重制限15㎏)
リクライニング125°~174°115°~170°
重量7.55kg7.9kg
シート高60cm62cm
シート素材ふやすやWクッション*
*キルト生地
エルク(R)*
*帝人フロンティア(株)の高反発クッションシート
公式サイトhttps://flacot.jp/https://pigeon-htravel.com/nautr/

■ エールベベ フラコット/FS(最新版)

■ ピジョン ノートアール NB0

二台に共通する新生児向けである理由・特徴

  1. リクライニングが深い(170°以上)
    → しっかり寝かせられる
  2. 超絶ハイシート(60cm以上)
    → 赤ちゃんと顔の距離が近く安心
  3. 高性能クッション(柔らかい素材)
    → ふわふわサラサラで気持ちいい

ただ、そんなうまい話ばかりではありません。。

二台に共通しているもうちょっと、、なところもあります。

二台に共通する課題(デメリット)

  1. 決して軽くはない(7kg以上)
    → 片手で軽々持ち運び♪とはいかない
  2. 折り畳んでもデカイ(99cm以上)
    → 車への積み込みは苦手
  3. 段差には強くない
    → 17cm以上の車輪サイズでもつまづきます

ということで、なんでも軽々と言うわけにはいかないベビーカーであることを肝に銘じておきましょう。

RISU

ということは、この二台の価値はあくまでも新生児~乳児向けということですか?

管理人パパ

ぶっちゃけるとそういうこと。
生まれたら、生活ペースを調整して「ゆっくり子育て」できる人のみに向いている。段差には果敢に臨まずに「行けそう!」でもあえてゆっくり越えてあげる心の余裕が求められる。

RISU

産後の回復に1年かけてもいいような、軽井沢の別荘でひよってる光景が目に浮かびます・・・

管理人パパ

う~ん、間違いではないな(笑)

結論:万人にウケる・売れるわけではないが、赤ちゃんが可愛い・心配すぎて「ベビーベッドのまま外に連れていきたいの!」ぐらいの人にはちょうど良いありがたい乗り物がノートアール。乳母車派には今はこれ一択。

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