運営者
執筆
- ベビーカージャーナリスト
プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。講談社や晋遊舎の記事監修など
見習い
- 初産の妻のためにベビーカーを勉強中♂
とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出す。代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受けて弟子入り
最近、巷では「電車でベビーカーが幅を利かせるのはどうなのか?」といた論争が目立ちますね。
私も親になる前は、正直「ベビーカーって邪魔だな。昔の人は折り畳んで乗っていたように思うけど。」と、正直畳まないで乗車される親御さんを見て、少しマナー違反のように感じていました。
ただ、親になってこの考え完全に変わりました。
子どもを持つと、視点がかなり変わるんです。
他の親御さんの行動もかなり見えるようになりました。
「なぜ、そうしているのか?」
「何に困っているのか?」
電車の中で、不思議と親子連れを観察している自分がいます。
さて、畳まないで乗車したい理由としてよく多いのが、「ベビーカーで揺られて子どもが寝入ってしまい、気持よく寝ているのに起こしたくないから。」ではないでしょうか。
これ、とってもよくわかります。
子どもが電車の中でぐずりはじめると内心ママとパパは恐縮してしまいます。
正直周りの目もどうしても気にしてしまいます。
「ワーワー」泣いちゃう赤ちゃんを、泣かせたまんまでいいと思っている親はいないはずです。
泣いたときはミルクが欲しかったり、ねんねしたかったり、いろいろあるわけですが、電車の中でできることってすっごく限られています。
だから、もし乗車前に寝入ってくれているのなら、「起こさない手はない!!」ということです。
もちろん、ベビーカーを折り畳まないで乗車したい理由は上記の他にもたくさんあるでしょう。
などなど。
ここに結論はないと思うのですが、あえてつけるとするならば、
で十分だと思います。
要するに、周りの『思いやり』と、操る側に不出来なところがあった場合の『注意をする勇気』。
これに尽きますね。
ちなみに、うちのエアバギーココ。
折り畳んでもあんまり小さくもならないんですよね。
「恐縮、恐縮、、」うちも例外ではありません。
するとやっぱり車が欲しくなるわけです。
電車でのお出かけにママはかなり疲れています。
体力的にも、満員電車の中で肩身の狭い思いをするストレスからも。
「電車に乗るな!」
「タクシーつかえ!」
は、少しでも将来逆の立場になるかもしれないことを想像すると、やっぱり言ってはいけないですよね。
どれもこれも、操る親御さんのマナー次第というところもありますが、どうか周りの目としては『見極める力』を持って、接してもらいたいと思います。