今朝、「名古屋のある市営バスが双子用ベビーカーの乗車を拒否して、親子が40分も歩く羽目になった・・・」というニュースを見かけました。
詳細はこちら:
https://www.asahi.com/articles/ASMC761QSMC7OIPE028.html
まず、個人的にですが、
双子を抱えてのバス移動、大変そう・・・
狭い車内、周りにも迷惑をかけていて申し訳ないと感じない親はいない。
けど、「双子でごめんなさい。」と卑屈になる社会なんて変だ。
を感じました。
今回のケースで一番の問題点は、
双子用ベビーカーで乗り込んだお母さんではなく、
双子用ベビーカーを折りたたもうとしなかったお母さんではなく、
「常備されている車いす用スロープを使いたいと求めた」お母さんに、運転手が応答しなかったことでしょうね。
ただ、
運転手さんも他のバス停で待つ乗客や、先を急ぐ乗客のことを考えると、ワンオペ(ワンマンカー)の中で手伝いきるというのも難しい話だというのは理解してあげたいところではあります。
結局は、そのときの状況を知るのは当時乗り合わせた乗客と本人たちだけだと思うので、明言は控えますが、
- お母さんの呼びかけ方(お願いの仕方)
- それを周りの乗客が助けようとしたか
も考慮に入れないとはっきりと誰が悪いとは言えないはずです。
それに、
仮に双子用ベビーカーが下記のように横並びタイプだったとすれば、
- どうすれば、周りの乗客に遠慮すること無く通路を移動できたでしょうか?
- 乗降口で毎度の乗り降りなくスムーズにバスを運行できたでしょうか?
これは、運転手さんがどちらのお客様に責任感を持つかによって、判断がわかれるだけの問題だと感じます。
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運転手や、乗客の善意任せではいけないと思いますが、
そもそも双子を抱える親御さんのバリアフリーまで設計されていての、本当のバリアフリーだと思うので、そこはバスに特別な設計を求めるのか、
双子やバリアフリー乗客のための、バリアフリータクシーなんかが常識的な価格で利用できる世の中になったらいいですね。
双子・年子を抱えての街中移動は大変。。
「3年間は家に引っ込んでろ!」的な極論はちらほらあれど、本人の意志ではなくても役場へ訪問したり、検診に外出しなければならないことはままあることです。
今回は、
結局、車いす用のスロープを双子用ベビーカーに使っていいのかどうか?
をはっきりさせる良い機会になったのではないでしょうか?
ここに対する私の個人的な意見ですが、
双子用ベビーカーは、車椅子と同等の対応がなされた方が良いとは思います。
これは、双子を抱える親御さんのためでもあり、周りの乗客の乗降ストレスにも配慮した上での意見です。
「双子さんだから仕方ないよね。」が当たり前に社会的な共通認識としてあれば、運転手の判断にもクレームがつかないし、遅れての到着にもはっきりとした言い訳ができるでしょう。
けれど、一番はバリアフリータクシーがもっと手軽に利用できる社会になればとは思います。
適当な意見記事ですみません。
P.S. 一般的な車椅子の横幅は60~70cm。先のような横並びタイプの双子用ベビーカーは例えば横幅71.5cm。大型のバスでは通路幅を80cm以上確保しているものもあるが、さすがにそれでも通路の移動は厳しいように思います。