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管理人パパ

執筆

ベビーカージャーナリスト

プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。講談社や晋遊舎の記事監修など

RISU

見習い

初産の妻のためにベビーカーを勉強中♂

とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出す。代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受けて弟子入り

最新ベビーカーのおすすめ

環境意識の高い人が選ぶベビーカー。オランダ発の『GreenTom(グリーントム)』

オランダのベビーカーメーカーといえば、bugabooJoolzeasywalkerと日本以上にたくさんのブランドがあるけども、加えて100%リサイクル素材で構成されたベビーカーを開発する環境想いのベビーカーブランドを今日は取り上げたい。

そのブランドの名は、

この記事の目次

GREENTOM(グリーントム)

2014年にオランダで誕生。

メインフレームは植物由来のバイオプラスティックなどで構成され、シート生地もペットボトルを用いるなどした100%リサイクル素材で作られるベビーカー。

エコなだけでなく、豊富なカラーバリエーション(10色)とおもちゃをイメージさせるかわいいフォルムが特徴で、日本のメーカーには無い選択肢になるだろう。

基本性能としては、

  • 3段階リクライニング
  • プラスチックタイヤながらスムーズな走行性
  • おりたたみできる
  • シートは取り外して丸洗いOK

があるが、昨今の高機能化するベビーカー市場の中では控えめな印象。
機能もシンプルでエコだ。

サイズは車体幅が56cmと古い駅改札(55cm)を通過できないかもしれないが、最近の新しい駅改札は60cmなので、許容範囲かと思う。

本体重量は7kg。

重くもなく、軽くもなく。
先日発表が話題になったバガブー史上最軽量のアントと同じぐらいだろうか。

ハンドル高は104cmとやや高め。
可愛いのに意外に大きいと感じるかもしれない。

スケール感は以下を参考に。

日本での取り扱い販売店はGMPインターナショナル(エアバギーの親会社)がある。


どんな人におススメか?

  • 環境意識が高い
  • ママ友仲間のあいだでかぶらないベビーカーが欲しい
  • 公共交通機関の利用はあまりない
  • バスケット収納にはこだわらない
  • 夏場の外出は控えたい

東京ベビーカーDBはどう考えるか?

諸々の機能性を度外視して、デザインとブランドの環境意識に共感したい人にはおすすめベビーカーかもしれない。

定価(50,000円)で買うには少し気が引けるが、今なら楽天スーパーセールで50%OFFだ。

ただし、気を付けたいことが1つだけある。

それは、シートの通気性がいかがなものか不安が残る点。

100%リサイクル素材で作られた、これほどまでに発色が良いファブリック。
日本の蒸し暑い夏に対応した風通しが良いものなのだろうか…

実際に手に取ってみないとわからないが、そこに対しての言及が商品説明ページに無かったのが心配だ。


結論

ママの満足感、パパの満足感が意外なところにあったりするので、この商品を否定することはできない。実際に、ぱっとみた瞬間から引き込まれる強いデザインの魅力があるのは否めない。

ただ、先ほど書いたように【シートの通気性】だけは十分に考えたうえで判断したい。

「考えて判断するまでもなく、なさそうならアウトじゃない?」

とするのはちょっと待ったほうがいい。

ベビーカーが必要になる場面というのは、個人利用もあれば、貸し出し利用もある。
利用エリアもプライベートな居住空間から外出先まで様々。

僕はこのベビーカーに対して、通気性を問題としない「ここなら!!」の可能性を見ている。

それが、美術館やオフィス、ショッピングセンターなどでの貸し出し用バギーとしての活路だ。

そのような空間でなら、折りたたむ必要性を考えなくてよいし、エアコンの効いた場所である前提でなら通気性も問題にならない。

さらに、環境的であるといったラベルがそれを貸し出す施設の良い印象にもつながるだろう。

ちなみに、輸入販売元のGMPインターナショナルの公式通販サイトでは、このブランドを紹介するページを無くした様子だ。

以前は掲載されていたページが無くなっている。

この楽天スーパーセールで在庫を売り切って、バガブー商品の販売に力を入れていく方針なのかもしれない。

残りわずかな在庫を、まとまった数買いたい場合は急いだほうがいいかもしれない。


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