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ベビーカージャーナリスト

プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。講談社や晋遊舎の記事監修など

RISU

見習い

初産の妻のためにベビーカーを勉強中♂

とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出す。代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受けて弟子入り

ベビーカーのおすすめ

買い物に便利!荷物カゴの容量で選ぶベビーカー ランキング

ランキング画像

今年、三人目が誕生する予定となりまして、わたし自身もベビーカーを新調しようと探していることは何度か書きました。

三人目に求める要素として、荷物カゴの容量の比重が大きいということを妻との会話で気付かされました。

「やっぱ、そうだよな。荷物、三人分とかなりかねないしな・・・」

というわけで、自分の備忘録ついでに誰かの参考にもなれば。

この記事の目次
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まずは荷物カゴの容量(大きさ)だけで並べてみる

2020年現在の、過去2年内に発売されている古すぎないベビーカーを対象に、ベビーカーの荷物カゴの大きさだけで降順に並べてみた結果は以下のとおりでした。

※ベビーカー名をクリックすると詳細レビューページにジャンプします。

ベビーカー名容量(リットル)
ベビージョガー シティセレクト43L
コンビ アンブレッタ42L
コンビ クロスゴー42L
サイベックス MELIO(メリオ)38L
バガブー FOX(フォックス)38L
コンビ AttO(アット)38L
コンビ スゴカルα compact38L
コンビ スゴカルα light38L
グレコ シティトレック35L
アップリカ オプティア プレミアム34.7L
アップリカ オプティア34.7L
グレコ シティ スター34.6L
nuna tavo caviar33.5L
ペグペレーゴ Book 5133L
グレコ シティライト R アップ32L
ヌナ ミックス ネクスト32L
Joie スマバギ4WD31.6L
コンビ メチャカーゴ30L
コンビ Age(エイジ)30L
コンビ F2plus30L
アップリカ スムーヴ30L
アップリカ スムーヴ スマートブレーキ30L
アップリカ スムーヴ プレミアム30L
リッチェル リベラ ルーチェ30L

メーカーが荷物かご容量の数値を公表しているものはそれを、していなくても荷物かごのサイズを公表しているものからはリットル換算にして割り出しました。

ただし、残念なお知らせです。

結局、メーカーは「大容量」と謳うだけで正確なかごサイズや容量表記を明言していないものがほとんど!

というマジックが業界内で当たり前に通用しているということ。

管理人パパ
管理人パパ

比較しづらくてしょうがないYO!

公表されていないが荷物かごが大きそうなのは?

こちらにも注目しておくべきでしょう。おそらく30L前後かな。

30Lオーバーとはいかないが次点で注目は?

も軽量・コンパクトな割に頑張っています。

その他、メーカーで『大容量』とうたっているもののほとんどが20リットルを超えた程度のものでした。「大容量という表現にはほぼ倍ほども幅がある」ということを知っておくとよいでしょう。

管理人パパ
管理人パパ

ちなみに、我が家で使っていたエアバギー COCO ブレーキEXは容量17Lでした。それでも抱っこひもなどいろいろ詰め込んでましたが、まぁまぁ不満はありませんでした。(第一子のとき)

カゴよりもハンドルにかける派なら

こちらのインファントカーシート(ベビーシートと一体型のベビーカー)のように、一切の荷物カゴを諦めてコンパクトに設計しながらも、そこそこの重量と剛性の高さからハンドルにフックを設けてベビーバッグなどいろいろ掛けてしまう使い方もあるでしょうね。

doona インファントカーシート

下記のようなオーガナイザー型のベビーカーバッグがあると便利です。

管理人パパ
管理人パパ

下かごに十分な荷物を入れられて、ハンドルにバッグもかけられれば、やっとリュック不要で手ぶらになれそうな予感がします。

結論:判断の目安はメーカーが「大容量」ととりあえず言っているかどうか

ということです。

「大容量」と銘打っていのは、おおよそ20リットル以上。
お出かけの際に、これぐらい以上あれば便利だという個人的な肌感もあります。

逆に、メーカーが「大容量」と謳っていなければ基本的にベビーカーのシート下 荷物かごの利用をメインで考えてはいけないでしょう。

せいぜい、抱っこひもか、ピクニックシートを入れられるぐらいだと思います。

あと、みんなが知りたいかも知れない話としては、

サイベックスのMIOSとMELIOどっちの荷物カゴが大きい?

MIOS(ミオス)
MELIO(メリオ)

触って比較してみましたが、後発だけあってMELIOの方が大きいです。
個人的な感想としてはバランスの良さはメリオに軍配をあげます。
「高級感はミオスの方よ!」という方が一般的なのでしょうが…

男性向けに例えるなら、MIOSがiPhone11で、MELIOがiPhone SE 第二世代です。見栄えを取るか、ほぼ同スペックなら余計な部分を削いで考えて、それもまた魅力と考えるかです。

Joieのスマバギ4WDとエアスキップならどっち?

これはスマバギ4WDの方が荷物かごの高さもあって容量が大きいです。しかし、エアスキップが小さいのではありません。出し入れしやすくてエアスキップはその点にこだわっているのだと思います。

あなた(管理人)が総合トップ10に入れているものはどうなの!?

はい。念の為チェックしてみました。
だいたい、20リットル前後のものばかりでした。

ベビーゼンのYOYO2」と「Joieのライトトラックス エア」はおおよそ15~17リットルあたりだと思われます。

そして、一つだけ大きく例外があり、それは「イングリッシーナ QUID」です。
荷物カゴの容量は10リットルあるかないかぐらいだと思います。
小さく畳めるが最大のウリのベビーカーですが、荷物を少なくできる人だけに選ばれるべきベビーカーということになりそうです。

それでは最後にランキング

あまり参考にならないかもしれませんが、42歳 IT系コンサルタント、育児歴8年目のただのおっさんが選んでみました。

ランキングの基準としては荷物カゴの大きさが30リットル以上を大前提に、それ以外の走行性・操舵性・使い勝手の良さ・デザイン・価格を評価しています

10位:コンビ メチャカーゴ IGグレコ シティ スター

個人的に買い物ステーションベビーカーと称した両対面式ベビーカー。スーパーのカゴがすっぽり入る大容量が魅力なものの4キャスではないので対面走行時はちょっと辛い。同じような使い勝手の2台を同着で10位としました。

9位:コンビ F2plus AJ/AF

シート下のスペースが大容量なのであって、決してバスケットのサイズが十分に大きいとは言えないが軽量・コンパクトモデルなので仕方がない。このサイズでA型ベビーカーを実現した使い勝手を打ち出した点を評価。

8位:コンビ アンブレッタ

発売日こそ2017年とやや古めですが、コンビの中では最高のお化けカゴベビーカーは外せないでしょう。

7位:コンビ ホワイトレーベル スゴカルα 4キャス compact

2020年発売の最軽量モデル エアーと比べてもほとんど重さに違いがなく、ホワイトレーベルならではの造りの良さがある。コンビの最上位モデルにこだわりながら下かごの大きさもよくばりたい人に。

6位:アップリカ オプティア クッション プレミアム

アップリカは荷物かご容量をひいき目に見すぎている観がどうも拭えないが、シート下のスペースとして荷物かご容量とするならば、アップリカの最上位シリーズもその候補になる。オムツを立てて入れたい人に。

5位:グレコ シティトレックGB

発売日は2014年9月とこの中ではかなり古いが、荷物がたくさん積める三輪ベビーカーとして今も変わらずトップに君臨し続けている。最大積載容量はエアバギーの1.5倍。

4位:nuna(ヌナ) タボ キャビア

トラベルシステム対応で、ハンドルの高さを操舵性を失わずに変えられるというのが魅力。私はTRIVよりもこちら派。

3位:サイベックス MELIO(メリオ)

見た目の大きさに対して大幅に軽い印象を受けるデザイン性も高いモデル。メッシュシート採用で夏場もよく、シートに関しては上位のMIOSよりもゆとりのある印象を受けました。MIOSより荷物かごが大きい点も評価。

2位:リッチェル リベラ ルーチェ

先日記事にしたばかりでしたが、生後7ヶ月目から使うB型ベビーカーの中では使いやすい荷物かごのカタチをしています。

1位:Joie スマバギ4WD シグネチャー

ちょうどこの前、グランベリーパークでおばあちゃんがやけにハイセンスなベビーカーを押しているな~と見たらこれでした。シンプルなトーンですが、意外におしゃれです。長く使える両対面式A型で荷物かごもしっかりでコスパ良し。

まとめると、

三輪ベビーカーで選ぶなら、『グレコのシティトレック』。

両対面式ベビーカーで選ぶなら『Joieのスマバギ4WD』。

B型背面式ベビーカーで選ぶなら『リッチェルのリベラ ルーチェ』。

ということです。

それでは、良いお買い物を。

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