運営者
執筆
- ベビーカージャーナリスト
プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。講談社や晋遊舎の記事監修など
見習い
- 初産の妻のためにベビーカーを勉強中♂
とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出す。代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受けて弟子入り
エアは『エアプラス』にリニューアルされました。
ジュールズとはオランダ・アムステルダム発のベビーカーブランド。
創業は2004年。後発ではあるが人間工学に基づいたデザインが特徴。
そのジュールズがラインナップに構える唯一のコンパクトタイプベビーカー(背面式)がこの『Aer(エア)』である。
製品名 | Joolz Aer(ジュールズ エア) |
価格 | ¥57,200(税込) |
発売日 | 2021年3月14日 |
カラー展開(全3色) | リファインブラック/デライトフルグレー/マイティグリーン |
対象月齢 | 生後6か月~4歳ごろまで(B型) カーシートアダプターを別途購入し、トラベルシステムを構築すればA型として利用可能 |
耐荷重 | シート22kg バスケット5kg |
サイズ | 展開時:H105.5cm×W45cm×D83cm 折畳時:H53.5cm×W45cm×D21.5cm 車輪(前輪):5.1inch(約13cm) 車輪(後輪):5.9inch(約15cm) |
重量 | 6kg |
リクライニング角度 | 106°~135° |
肩がけ | 可能。ショルダーストラップ付き |
標準装備 | レインカバー、トラベルポーチ |
オプション | バンパーバー¥6,050/レッグレスト¥5,280/カップホルダー¥3,300/カーシートアダプター¥6,050(全て税込) |
トラベルシステム | 対応 |
対応カーシート | マキシコシ ペブルプロ アイサイズ / ペブル360(新発売) |
取扱店舗 | エアバギー直営店/エアバギー公式オンラインストア/全国のベビー用品専門店 |
公式URL | https://my-joolz.jp/aer.html |
■ Joolz Aer本体
■ バンパーバー
■ カップホルダー
■ トラベルシステム構築用アダプター
■ トラベルシステム構築用カーシート(ベビーシート)
■ トラベルシステム構築用ISOFIXベース
車での移動に便利だし、一台でベビーカー卒業までいけるなら!と勇んで買い足していけば合計13万円は下りません。オプション品も高く、どこまでも高級B型の片鱗を見せつけてくれます。
エアバギー代官山店とチャイルドシートラボ(代々木公園)で実際に押し試してきた感想をInstagramの画像を借りながらコメントします。
それほど深いリクライニングは期待できません。うたた寝ぐらいがちょうど良いです。ここはYOYOと同じぐらい。
YOYOとほぼ同じサイズ感。重すぎないですが、決して軽くはないです。4歳まで長く使えるし、頑丈の理由ならいいか!と明るくいきたいところ。
荷物かごは出し入れしやすいですが、決して大きくはありません。ベビーカーフックなどを上手に活用しましょう。
バンパーバー(オプション)を付ければ安心!かもしれませんが、付けたままでは折りたためません。生後6ヶ月~2歳頃までのおつかまりが楽しい時期は、出先での楽々折り畳みの効果が半減します。
やっぱり、ベビーカーのハンドル位置は高めです。成人男性でヘソ上ぐらい、女性だとだいたいみぞおち辺りにハンドルがくるでしょう。量販店でベビーカーを押し比べた経験のある人で「位置が低すぎる!」が悩みだったなら良いですが、、
「おしゃれ × 肩がけできるコンパクトタイプ」を選定基準とすると実際には以下の2台のみとなる。
一番ハンドルが高く感じるのは形状がスクエア型のジュールズ エア。その次がラウンド型ハンドルのベビーゼン YOYO2。日本の成人女性の平均身長でも押しやすいのがバガブー バタフライ。
ハンドル高が高いというのは良かれ悪かれですね。身長が高い人や腰痛持ちの方には良さそうです。
ジュールズ エアと比べて「何か足りない(ショルダーストラップがない。または1kgほど重い)」ながら、おしゃれベビーカーとして同様に比べる価値のあるサブ候補たち。
ジュールズ エアを買って良い人は、下記に限定されます。
押しやすさから考えると平均身長以上の方が良いでしょう。
180cmの私でも高く感じました。
ハンドルが高いベビーカーはそれがメリットにもなるし、デメリットにもなる。
そこは人によりけりですから、私が思うこのベビーカーがぴったりな人はズバリ!
サイベックス プリアムやミオス、バガブーの両対面式ベビーカーなど高機能ながら重量10kg超えの高級ベビーカーを一台目に選んだ人が、子どもの成長を見据えてより軽々とお出かけしたい場合のセカンドベビーカーとして◎。
その他では、シンプルにトラベルシステムを構築したい人で両対面式にこだわらず、乳児期よりも幼児期の幸せ(肩がけできて楽々移動)のためにB型ベビーカー+トラベルシステム構築をA型ベビーカーと見なせる情報通な人。
ここがポイント
下記はいずれもショップレビュー検査済み店舗
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