運営者
執筆
- ベビーカージャーナリスト
プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。講談社や晋遊舎の記事監修など
見習い
- 初産の妻のためにベビーカーを勉強中♂
とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出す。代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受けて弟子入り
doona(ドゥーナ)はイスラエル発のベビー用品ブランド。
ベビーカーとチャイルドシートを一体化した製品をはじめ、世界最小サイズの折りたたみ式三輪車を発売するなど業界を席巻する革新的な製品をラインナップしている。
doona インファントカーシートの一番の特徴は、チャイルドシートとベビーカーの機能を合わせ持った完全一体型のデザインで、①車に乗り込む時は車輪を畳んでチャイルドシートに、②お出かけの際は車から出してコットのように利用してもいいし、③車輪を引き出してベビーカーとして利用してもいい。
一台で二役も三役もこなせる多機能型ベビーカーということで、車利用の多い人々に絶賛されており、2018年のグッドデザイン賞を受賞しています。
発売時期 | 2023年11月17日 |
価格 | 82,500円 |
ブランド | ドゥーナ(イスラエル) |
タイプ | 対面式(A形) |
対象年齢 | 月齢:新生児~ 身長:40~85cm 体重:13kgまで |
サイズ 幅×奥行×高さ | 展開時:44×84.7×102cm 折畳時:44×71.2×53.4cm |
重量 | 8kg |
荷物容量 | 耐荷重最大5kgまで |
ハンドル高 | 102cm |
リクライニング | 145°固定 |
背もたれの長さ | - |
レッグレスト | なし |
バンパーバー | なし |
車輪サイズ | 前輪:13cm 後輪:17cm |
サスペンション | なし |
カラー | サハラサンド カーキ ニトロブラック |
付属 | 一体型インファントインサート ヘッドサポート シートプロテクター サイドインパクトプロテクションアドオン |
オプション | ドゥーナi 専用ISOFIXベース |
トラベルシステム | 一体型 |
取得安全基準 | ECE R129 EN 1888 EN 12790 TUV(Aircraft approval) |
保証期間 | 2年間 |
公式HP | https://www.o-baby.net/products/detail.php?product_id=1036 |
自分のチョイスが多少周りの人と変わっていようがお構い無しで、自分のライフスタイルを良く掴めていて、何を優先すべきかを良く分かっている人に向いていると思います。
それなりに目立つでしょうが、物珍しさも最初だけで、すぐに周りも慣れてくれるでしょう。
「チャイルドシートとベビーカーが一体型になっていると何が嬉しいかって?」
もちろん、一台二役で場所を取らずシンプルであるというところも魅力だけれども、ようやく寝た子を起こさずして乗り換えができるという点がもっとも素晴らしい!
特に乳児のうちは大変で、この苦労を知っている人はこの製品の素晴らしさに頷いてもらえると思う。
新生児から使えるチャイルドシートで同様にISOFIXに対応しているモデルはAmazonのランキングを見ても2万円近くからしてしまう。
同様に新生児から使える両対面式ベビーカーを探しても、安く見積もっても同じく2万円台からしてしまうだろう。
そして、それぞれを使い分けて、乗せ換えてが毎日の作業だとすると結構な時間がここに割かれてしまい、そして体力が奪われてくる。
なんと半分の工程に。
これは車利用の多い毎日に非常に便利。
ただ、便利だと気づいたときにはもう半分遅いのでしょうが…
だからこそ、マタニティ期で余裕のあるうちからベビーカーの検討をはじめて欲しいわけです。
こんな美味しい話ばかりなわけがない!
悪い点も探してみましょうか。
それは、3つあります。
それは、長くて2歳、短ければ1歳すぐまでに利用が限定されることです。
厚生労働省の資料から乳幼児期の平均身長・体重を見るとおおよそ1歳6ヶ月ごろには限界値の体重13kgに達します。
そのころには新しくチャイルドシートを買い直し、そしてベビーカーとしても新しくセカンドベビーカーの購入を検討する必要が出てきてしまうでしょう。
元が取れるかどうかは、車利用の頻度によると思いますし、ネンネに敏感な月齢の浅いうちは本当に助かるこの便利さはお金では測れないぐらい価値があると思っているので、時が来たらさっさと諦めてクリーニングして、メルカリなどで早めに売ってしまうか、友達に譲る(または貸す)のが良さそうです。
ちなみにメルカリで売る場合、落札金額の相場としては2万円前後であれば確実に売れそうです。気になる人は逆算して最終支払コストを上手に考えましょう。
それは付属品が弱く、全部買い集めると結構な支払額(10万円前後)になってしまうことでしょう。
正規付属品として、
のみ付属しますが、その他
は、自分で別途購入する必要があります。
特にdoonaにはシート下収納カゴがありませんので、収納に関しては気をつける必要があります。
しかし、
から、ハンドル部分に相当な重量をフックしてもベビーカーが転覆・ウィリーすることは少ないようです。
遠慮なく専用のバッグをハンドルに取付けて、オムツやスキンケア商品など頻繁に使うアイテムを手元に掛けておけます。
シート部分の通気性が一般的なベビーカーと比べて低く、夏場は蒸れやすいというところ。
これは、チャイルドシートをベースにしているため仕方のないところですね。
夏場の長距離のお出かけは苦手でしょう。
秋冬からはじめて来年の6月ごろには卒業、そして手早く売却して、それを元手にセカンドベビーカーを購入という流れが一番美しく、スマートです。
レビュワー:りんごあめさん
購入されたモデル名:
doona(ドゥーナiへリニューアル前)
このベビーカーを購入した理由:
2人目で、スーパー等買い物の時にそのまま降りたり乗せたりできるのがよいと思ったため。デザインも良かったので。
車社会でチャイルドシートの付け替えが楽なのもポイントでした。
このベビーカーの良かった点:
買い物に行く時、寝ていてもそのまま連れて行けて帰りもそっと乗せられる。こんなにコロナが流行ると思わず、ショッピングモール等の赤ちゃん用カートが貸出不可になってるので本当に便利。
デザインがおしゃれで、よくどこのですか?と声をかけられる。
押しやすく、移動もスムーズ。
持ち手が低く出来るので上の子も押しやすい。
このベビーカーで改善を期待する点:
仕方ないことですが、赤ちゃんが大きくなってくると乗せたり下ろしたりが大変。
背の高い夫は持ち手が低すぎて少し押しにくいようです。(180cm)
日除けが短めなのでもう少し長かったら本当によかった!
このベビーカーと迷った他の候補:
特になし。
自由コメント (●´ω`●)
周りの友達も2人、私が使ってるのを見てAmazonで買いました。車社会の地方では付け替えも楽ちんでよいと思います。