この記事は購入相談実績100件以上、100台以上のベビーカーを押し比べた管理人パパがお届けしています。
失敗しない!2018年 Amazonでもっとも売れたベビーカーは?
これまでも何度かAmazonのランキングの見方について書いたきた。
最近さぼり気味だったので、今日はあらためて2018年のベビーカーの売れ筋について考えたい。
まずはAmazonから。
価格.comとは違い、Amazonでは純粋に販売数量のデータをもとにランキングを発表している。
それで昨年のAmazonのランキングはこうだった。
2018年度のベビーカー部門のランキング【総合】
ちなみに、直近の売れ筋ランキングはこちら
A型ベビーカー両対面 の ランキング
B型(背面)ベビーカー両対面 の ランキング
以上。
消費者にとっては、
Amazonのランキングでは何が売れているか?より
そこから何がわかるか?
の方が重要。
「Amazonで売れているから間違いなし!」はやっぱり危険。
では、ECディレクターとしての経験から、Amazonで売れているランキングをどう評価したらいいかを考察したい。
その壱:「なんでAmazonで買うの?」
その壱と書いたけど、ここがもう究極的な答えで、人々がAmazonで買う理由ってこんな感じだと思う。
・【安い】Amazonがほぼ最安価格でかつ一番安いと思うから。
・【易い】Amazonにアカウント登録してあって決済が楽だから。
・【早い】もたもたしすぎてた!今すぐ(明日にでも)使いたいから。
そう。
それでもって、僕が一番に評価している点が、
「何かあった際に気兼ねなく&便利に返品・返金OK」だというところ。
これは他の追随を許さないほどに完ぺきで、顧客満足度を高止まりさせる一因だと思う。
「いや~ひどい不具合があってさ~」の場合だけでなく、
「もしかしたら、夜中に気分が高まってポチってしまっただけ、、」の身勝手な都合に対してもAmazonは割と寛容だ。
ヨドバシカメラなんかだとこのあたりの対応も若干もたつくし、なにより「在庫切れ」の商品カタログをサイトに掲示したままでアクセス数を稼ごう!みたいなサイトの構造がとっても不愉快。
あと、
「ベビーカーみたいな大物をネット通販で買う気が知れない。」という人もいるかもしれないが、今ってもうそんな時代かい?
返品対応の先が見据えられてて、割とレビューも高ければ、「えいや!」という人、だんだん増えてきていると思うし、なによりもネット通販で買う場合って、店舗で見て、感触を確かめて、「さっ家に帰ってあとは一番安いところを探して買おっ」という考えの人ばかりだと思うから、その中での話にとどめたい。
さらに、
大型のショッピングモールで販売されているベビーカーの中には店頭持ち帰りとあっても、開封済み?に思われる商品もありそうなので(販売員さんごめん。でもエアバギーで我が家は事件があったので、それは指摘しておかないとね。)、その点Amazonの倉庫から直送される商品も一定の安心感が見込めるというもの。
と、ここまでAmazonの味方をするわけではないけども、
Amazonでも買えるものを、Amazon以外で買うことのメリットづくりって、Amazonと競争する立場にあっては結構大変だったんです。。
あっ、なんかすっごく冗長な語らいで脱線している気がする。。
えっと、
昨年のランキングを見ての振り返りコメントだったんだ。
上記を踏まえて、あらためて見てみると、
1位、2位は「Amazon.co.jp限定」のコンビのベビーカーが独占。
これは販売代理店と被らない特別なモデル(卸先への言い訳)をメーカーがAmazon用に用意した、掛け率を大幅に妥協しての戦略商品だと思う。
普通に他のネット通販サイトで買うよりも必ず1~2割ほど安くできるのだから、それと同等スペックが期待できるなら確かに売れるに違いない。
3位のリッチェルは1万円台と安く、月齢7か月からの利用なので、1台目を失敗したか、2台目にはやっぱり「軽いほうがいい」という層にとって手軽に求められたのだと思う。
4位は3輪車なのでちょっと話を飛ばして、
5位にエアバギーが登場。
実はこれって、結構すごいことなのかもしれない。
コンビ、ピジョン、アップリカなど、名だたる古参のメーカーを抑えて3輪ベビーカーの雄がこういったポジションを獲得する時代になったんだなとつくづく思う。
それで、エアバギーが上位に来る要因の分析だけども、これも先の1位、2位のコンビの場合と同じで、ここにもマーケティングが絡んできている。
おそらく、エアバギーの場合(株式会社GMPインターナショナル)は「Amazon攻略用(で飛びぬけて売れるため)の戦略モデル」を「カラー」で設定し、そのカラー一色、二色での挑戦的なプライシング(定価より2万円近く安い場合も)が「ここで買う理由・魅力」となり、Amazonで「目立つ≒広告・露出効果を狙う」取り組みとして見定められているのではないか。
もしかすると、両方とも僕の見立て違いで、Amazonが販売代行を一手に引き受ける契約の中で、価格レンジの自由な挑戦を認めているケースとも考えられる。
あれ、俺何書いてんだろう。(笑)
だれも、こんな話聞きたくないよな、、
まっ、こんな感じなわけで、
Amazonをうのみにするべからずってことが結局は言いたくて、しかしAmazonの使い方で透けて見えるメーカーの動向も消費者側からすると重要な判断材料になるってことだから、それぞれの立場で好きなのを選んでください。