運営者
執筆
- ベビーカージャーナリスト
プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。講談社や晋遊舎の記事監修など
見習い
- 初産の妻のためにベビーカーを勉強中♂
とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出す。代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受けて弟子入り
悩んでいても答えが見つからない、、
一体どれだけの時間を費やしてしまったか、、
でもこれで正解なのだろうか、、
選ぶのは楽しいけれど任されるのはプレッシャーで、、
なにか考え漏れ・検討漏れはないだろうか、、
\ 時間の節約と数万円の買い物失敗を防げるかも /
フランスのBABYZEN社から、背が高めな方に人気なYOYO(ヨーヨー)の2020年モデルが『YOYO2(ヨーヨーツー)』となって発売開始されています。
海外では、さっそく先代のYOYO+(ヨーヨープラス)と比較した記事や動画が公開されていました。
参考:2020 Babyzen YOYO2 vs. 2019 Babyzen YOYO+ Stroller Comparison | Strolleria
上記は英語なので、手っ取り早く意訳して解説します。
◎ 走行性能が高まった
もともと走行性も良かった先代からさらにバージョンアップしています。
素材にハイトレルが使用されサスペンション性能が大きく向上とありました。
◎ 耐荷重が22kgに上がった
上記のサスペンション性能が上がったことで耐荷重も2kg増え22kgまでOKとなりました。
◎ ハンドルが改良された
ハンドルがレザー調の人工皮革にアップグレードされ、先代のウレタンでは高温環境下で出やすかったひび割れの心配がなくなりました。
また、ハンドルにはストラップがつくようになり安全性がアップ!フットブレーキでは間に合わない咄嗟の場面にも安心です。
◎ シートベルトが改良された
ベルトを留めるハーネス部分が改良されロック解除がしやすくなりました。
シートベルトもソフトな素材にリニューアルされ、快適性が増しています。
◎ バスケットのデザイン刷新
シート下の収納バスケット部分のデザインに改良が加えられました。
新型(YOYO2 6+)2020 | 旧型(YOYO+ 6+)2016 | |
---|---|---|
定価 | 70,000円(税込) | 50,000円(税込) |
重量 | 6.2kg | 6.2kg |
対象年齢 | 6ヶ月~4歳くらいまで | 6ヶ月~3歳くらいまで |
リクライニング | 110度~140度まで | 110度~140度まで |
付属品 | レインカバー付属なし | レインカバー付属 |
*新生児OK
✕ レインカバーが付属しなくなった(泣)
5,000円相当のレインカバーが付属しなくなりました。別途オプション品として購入する必要がでてきました。これは痛い!
ベビーゼン YOYOの代理店である株式会社ティーレックスに問い合わせてみました。
ポケッタブルレインカバーは、A型・B型・両対面型・バギーなど各種に対応しております。
YOYOやJeep1941、J is for jeepアドベンチャー(プラス)へのお取り付けも可能でございます。
YOYO専用レインカバーは、YOYOの形状にぴったりフィットしておりお子様の足元は立体構造でストレスがかかりにくくなっております。
また、支柱となる部分以外は透明でお子様の視界も良好です。
ポケッタブルレインカバーは、汎用品である為どのタイプのベビーカーにも合わせやすくなっております。
また、簡単な収納方法とポーチ一体型の為紛失の心配がないという特徴もございます。
しかしながら側面や足元部分には透明な窓がございませんので比較的視界が狭くなります。
(折り畳んだ際の大きさはどちらも20㎝程度とコンパクトです。)
ポケッタブルレインカバーは汎用商品ならではのざっくりした装着感みたいで、ベビーカーを複数持っている人にいいかもですね!
金額の差はわずか500円。これなら視界が良好なベビーゼン純正品の方が良さそうだね。子どもはレインカバーにガンガン雨があたっても、その雨音を逆に楽しめそう。
確かにレインカバーは付属しなくなりましたが価格据え置きでここまでの改良は立派だと感じました。
そして今回の22kgまで対応可能となった耐荷重性能のグレードアップにより、このコンパクトさで長く乗れるベビーカーとして利用価値がさらに高まりました。
一番のポイントはハンドル位置が高めだというところでしょう。
106cmですので、実際は170cm近くないと肘が疲れやすいはずです。
どちらかというと、
外車やコンパクトなマイカーを所有していて、
背が高めで、
乳児のうちはベビーシートをコットがわりにして(トラベルシステム)、大きくなったら(6ヶ月頃~)通常のベビーカーとして利用したい親御さん向けというペルソナのはっきりしたベビーカーの印象を受けました。
といっても、ベビーカーの選び方相談室で聞くリアルな話では「テンションが上がるから、やっぱりこっちがいい!」と選ばれる150cm台ママさんも多くいらっしゃいます。
惚れた弱み、、分かっていて買う分には良いですもんね♪
詳しくはこちらのレビュー記事も参考に。
B型ベビーカーの最高の押し心地をプレゼントしたい人に。