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執筆
- ベビーカージャーナリスト
プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。講談社や晋遊舎の記事監修など
見習い
- 初産の妻のためにベビーカーを勉強中♂
とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出す。代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受けて弟子入り
東南アジア・東アジアのみをターゲットした戦略モデルがある。
イギリス生まれのベビーカー&チャイルドシートメーカーの『Joie(ジョイー)』から両対面式ベビーカーが新発売である。
その名は『スマバギ4WD ドリフト』。
スマバギシリーズ最上位機種である「スマバギ4WD シグネチャー」を更に上回る機能性で発売されている。
発売日は2021年6月17日(2021年発売の最新ベビーカー一覧について詳しくはこちら。)
Joie スマバギ4WD ドリフト(Sma Baggi 4WD Drift)
価格 | 49,800円(税込) |
対象 | 生後1カ月から36カ月(目安として15kgまで) |
重量 | 6.2kg |
横幅 | 46.5cm |
ハンドル高 | 99.5cm |
リクライニング | 125°~170°の無段階調整(紐式) |
付属 | レインカバー |
公式サイト | https://www.katoji.co.jp/products-detail_3704.html |
100台押し比べてきた私が、一言でこのベビーカーの価値を申し上げると、
国内メーカーなら、この価格より1.5万~2万円ほど高くなる機能性だよ。
ということである。
ただ、イギリス発ブランドといえど、本土イギリスのベビーカーラインナップには紹介されていない。
なぜか?
それと、「真横スライド機能って、アップリカが開発したお家芸だったのでは?その機能がなぜJoieに?」
この2つの疑問の答えを勝手に勘ぐると、
東南アジア・東アジアだけをマーケットにした戦略的なモデルなのだろう。
Joieというブランド名を借りて、もしかしたらアップリカ・グレコを参加に収めるニューウェルズグループと同じ工場・OEM先を利用しているのかもしれない。
ただまぁ、例えそうだったとしても私たちが日本で「高機能なベビーカーが安く買える」ならそれでいい。
そういったところも分かった上で、買うタイミングを図りたいもの。
シグネチャー | 新製品(ドリフト) | |
---|---|---|
定価 | 43,780円(税込) | 49,800円(税込) |
重量 | 5.8kg | 6.2kg |
リクライニング | 125°~170°の無段階調整(紐式) | 125°~170°の無段階調整(紐式) |
真横スライド機能 | なし | あり |
マグネットベルト | なし | あり |
付属品 | レインカバー付属 | レインカバー付属 |
見た目はほとんど変わらない。
しかし、ちょっとした日常の使い勝手を良くする機能2つが追加されたことが大きい。
マグネットベルトと真横スライドだ。
「結局、どちらを買えばいいの?」に対しては、
どちらでも良いと思う。
試し押してきた印象としては、操舵感が重くなったような気がする。
タイヤの形状も微妙に厚め(カドがとれていない分、ごく若干幅広に)。
確かにマグネットベルトは便利だけれども、操舵性を重視するなら「旧モデルのフレックス表記なしのシグネチャー」で十分良さそうでした。
その他、Joie社のベビーカー同士の比較については、下記の代理店カトージの公式動画がわかりやすい。
ということです。
価格が下がってから買えるなら、バリューの高いベビーカーだと思う。
4万円未満の両対面式ベビーカーで比較的高機能なモデルがそれに当たる。
例えば、ピジョンの廉価版両対面式ベビーカーの『カルナス』や、
その上位モデルとなる『ランフィ』の型落ち(RB0)モデル、
あとは、その他国内メーカーの高級モデルの型落ち品たち、
最後は、人気海外ブランド(サイベックス)のちょっとクセのある両対面式ベビーカーなど、
ここがポイント
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