2024年3月のタイプ別おすすめ 

ヴィディアモ リモの後悔とおすすめポイント解説

ヴィディアモのリモの口コミ(メリット・デメリット)
目次

一人乗り用が15秒で二人乗り用になる「二人目も考えている人のための超変形ベビーカー」

フランス・パリのブランド『Vidiamo(ヴィディアモ)』社からユニークなベビーカーが遂に国内販売されました。

それが、国内販売代理店 カトージより発売の『limo(リモ)』です。

開発のきっかけはこんな不満だったといいます。

子どもを二人つれて外出する際に、バギーボードを利用していたが、自分の足にあたって操作し辛いやん(歩きにくい)・・・もっと使いやすいもんは無いんかいな?なんなら、作ってしまおう!
一部関西弁仕様

どういう解決策か?

フレームのトップチューブ部分が伸び縮することによって、ベビーカーの全長が一人乗り用から二人乗り用に様変わり。

チューブを伸ばすと二人目用のシートが出現し、お子様二人のタンデム走行を可能にする画期的なベビーカーです。

今までもフィル&テッズ社など縦並びに二人乗せるベビーカーは幾度と見てきましたが、この『一人用と二人用を行き来できる(替えられる)』というところが凄いのです。

あらためて特徴を分析

  • 一人乗り・二人乗り兼用のベビーカーである
  • 二人用はシート(トップチューブ)が伸びて縦長のベビーカーに変化
  • 前席・後席共に体重は15kg(目安として3歳頃)まで
  • ワンタッチで折り畳めて自立する
  • 横幅は49cmと意外にスマートで駅改札口もOK
  • 前席に子どもを乗せて、後席に大きな荷物を載せることもOK
  • ハンドルは92cm/98cm/104cm/110.5cmの4段階調整可

limo(リモ)ノワール

価格87,780円
対象【前席】生後12ヶ月-体重15kg(目安として3才頃)まで
【後席】新生児-体重15kg(目安として3才頃)まで
重量11.35kg
横幅49cm
ハンドル高92cm/98cm/104cm/110.5cmの4段階調節
リクライング角度前席98°(固定)
後席110°/118°/135°/170°の4段階調節
公式サイトhttps://www.katoji.co.jp/new-products-detail_68.html
https://www.katoji.co.jp/products-detail_3422.html
ベビーカー limo リモ 1人乗り 2人乗り katoji KATOJI カトージ

管理人の押した感想

すごく簡単に二人乗り仕様にできるのは◎。
ただ、取り回しは全体的に少し重い印象。
一台二役を欲張ったところにそれがでてしまっているが、子ども一人を連れて出るか、二人を連れて行こうか日によって変わる状況をうまく吸収してくれる一台ではある。

すべての人におすすめできるものではないが、どうしてもこれでなければいけない使い方を狙う人には救世主になる一台でしょう。

ヴィディアモ リモ
伸ばしたら結構長いからね
管理人パパ

気になった人はカトージの直営店で試し押ししてくればいいでしょう。展示がある店舗とない店舗があるので、【展示商品リスト】のリンク先をくまなくチェックしてから、事前に電話して向かいましょう。

ライバルについて 私の考え方

一人乗り仕様を二人乗りに変えるって?

「それならシート裏にバギーボードを追加して、長男・長女を立たせて移動すれば?」

と思いついた人は、結構ベビーカーについて詳しい人のはず。
二人目、三人目がいらっしゃるご家庭かと。

ただ、私も『ディズニーランドでバギーボード必勝編』記事で書きましたが、バギーボードって超便利ではありますが、毎日使うもんじゃない代物です。

気をつけていても、紹介したどんなに良い製品でもやっぱりベビーカーのバランスを崩すもんですし、なにより足元でひっかけやすくなるのが辛い。

バギーボードを使うと、歩きづらく、そして押しづらく感じるのです。

そういうことで、バギーボードという選択肢を外した場合に、意外にも市場には一人乗りと二人乗りの兼用ベビーカーというものがなかったんですね。

多くの場合は、『一人乗り or 二人乗り』。

二人目を授かったら、一人目はバギーボードで過ごしてもらうか、それとも二人乗り用のベビーカーを書い直す羽目になってしまっていました。

二人乗り用ベビーカーのライバルたち

二人乗り用としては、以前記事をまとめていました。

双子用としてはこちら

年子や年の差のある兄弟としてはこちらです。

上記の記事の中から、国内での使い勝手を考えた現実的なモデルを5つ絞り込んでみました。

phil&tedsのDot V6(ドット)

94,000円
ニュージーランド
[対象] 新生児〜20kgまで (5歳頃)
[重量] 14.2kg
[横幅] 58cm
https://philandteds.com/products/dot-buggy

高価格ですが、一人乗り用としても十分な機能を持ち、且つ二人目用にセカンドシートを取り付けることで二人乗り仕様に早変わり。

二人乗りベビーカーとしては人気のフィル&テッズは不動の人気です。
ただし、重いのは少し我慢が必要でしょう。

管理人パパ

二人乗り時の全長は106cmと現実的ながら、一般駅改札は通過できないのがネック。重さも課題あり。

nuna(ヌナ)のdemi grow(デミ グロウ)

90,000円
オランダ
[対象] 6ヶ月~体重15kgまで(目安として3歳頃まで)
[重量] 18.7kg
[横幅] 54cm
https://www.katoji-onlineshop.com/c/category/babycar/twin/41851

【ふるさと納税】200-3_ベビーカー トラベル(パイン)

2018年のreddot awardを受賞。高い拡張性で思いのままのシートアレンジが可能。カトージの直営店でチェックできるので、関東ではモザイクモール港北南町田グランベリーパークの直営店をチェック!

管理人パパ

横幅は54cmで駅の一般改札口を通過可能!しかし、18kgを超える重さは流石にキツい!エアバギー2台分に近い。

Joieのエヴァライトデュオ

39,800円
イギリス
[対象] 前席:6ケ月-体重15kg(3才頃)まで 後席:1ケ月-体重15kg(3才頃)まで
[重量] 10.1kg
[横幅] 57cm
https://www.katoji-onlineshop.com/c/category/babycar/41940

¥36,800 (2024/03/28 14:38:35時点 楽天市場調べ-詳細)

双子用のベビーカーと同様に、やっぱり推したいのがJoieのエヴァライトデュオ。よく考えられているが多少狭い印象もある。二人目ができて改めて買い直す時に、デザイン性も重視するなら。

管理人パパ

価格もお手頃な人気のjoieブランド。しかし、全長121cmは今回紹介のlimo(リモ)よりも10cm近く長い。鼻先がもっとも長いタイプになり、操舵性に課題アリかも。

Kinderwagon(日本育児)のDUOシティHOP

32,220円
アメリカ
[対象] 前席:6ヶ月から3歳頃まで 後席:3ヶ月から3歳頃まで(合計体重40kgまで)
[重量] 9.8kg
[横幅] 52cm
https://www.nihonikuji.co.jp/item/duocityhop.html

¥37,700 (2024/03/29 09:07:17時点 楽天市場調べ-詳細)
管理人パパ

軽量でシンプルな造りながら実は意外に使えると評判の縦乗り型。

カトージのベビーカー 二人でゴーDX

41,580円
日本
[対象] 前席:生後4ヶ月〜体重18kgまで 後席:生後1ヶ月〜体重20kgまで
[重量] 15kg
[横幅] 56cm
https://www.katoji.co.jp/new-products-detail_77.html

¥19,500 (2024/03/28 23:46:06時点 楽天市場調べ-詳細)
管理人パパ

旧モデル「二人でゴー」がリニューアルして誕生日したモデル。価格が2倍に跳ね上がっており、全長も大きく伸びてしまった。シンプルな使い勝手を求めるなら初代の方が良さそう。

このベビーカーの満足度レビュー
3
  • 押しやすさ
    (2.5)
  • 機能性
    (4)
  • 携帯性
    (2.5)
  • デザイン
    (3)
  • 価格
    (3)

管理人による旬の買い方紹介

2024年3月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月発売見込み)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

私は私でできることをやっていきます。

基本はトータル7万円で卒業するのが理想

どれか一台だけと言われればコレ👇
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2023年のベスト評価

管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
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