2024年3月のタイプ別おすすめ 

エアバギーCOCO ブレーキを買ったワケ

アカチャンホンポのエアバギーココ
AirBuggy coco | エアバギーココを物色中の画像

久しぶりの登場の管理人です。

ただいま、子どもたちは7歳と3歳。
もう、ベビーカーを押し歩いた日々を懐かしむ現在です。

ちょっと、方向性を意識して書いていませんが(ディレクターなのに)、どうして私がエアバギーに決めたのかを当時の住まいや収入なんかも紹介しながら自分でも再確認したいと考えました。

目次

そもそもどうしてベビーカーブログをはじめたの?

西松屋とかベビーザらスとか、みんな行きますよね。

特に子どもが小さいうちは、仕事をしている旦那の方が仕事帰りにぷらっとみてこられたり自由に比較検討の時間が取れます。

それで下見したんですよ。

妻に「見てきたよ~」って言うために。

散々店内のベビーカーを押し比べているうちに、

「アカン、、満足できるものなんてありゃしまへんで。。」とある種の絶望と、「ほんまに?ほんまに?ベビーカーってこんなに押し心地の悪いものか!?」と解決策はきっとあるはずという確信を持っていたのでした。

それからは、このブログに書いてあるとおり代官山のショップまわりをはじめ、ベビーカー販売店をことごとくまわっては押し比べ続けてきたのです。

当時はどんな状況だった?

長男が2012年の夏に生まれたから秋口だったと思う。購入したのは。

妻が里帰り出産をしていたので、義理の両親とともに東京に戻ってきたついでに買っていただいたものでした。

だから、自分たち夫婦では買っていない…というのが実際のところ。

お義父さん、お義母さん、本当にありがとうございました。

当時、私の方は小さな会のウェブプロデューサーをしており手取りで毎月40万円ほどの収入。妻は産休に入っており、いくらか手当はもらっていたように思う。

東京都内の駅から徒歩10分程度の賃貸マンション(2LDK)の賃料は確か11万円ほどだったように思う。

当時の私達にとっては、それでも大奮発して2年間住んだ城でした。
なんといっても、オートロックのあるマンションに生まれて始めて住めたことと、分譲仕様のマンションに住めたことがその後の家さがしの大きなヒントにもなりました。

で、これどこまで話せばいいんだっけ?

あっ、そうだ。

だいたいの経済状況を話したかったんだった。

だから、世帯収入約40万円でやりくりしていたわけですよ。

ただ、二人ともあまり趣味とか交際費にお金をかける部類じゃないし、服飾費と言ってもいたって地味な使い方しかせず。

唯一、やっちゃってるかな~と思うのは二人共結婚してからは忙しかったので外食が多かったくらいで、そこだけ結構じゃぶじゃぶやっていたように思う。

服に関心は無かれども、

大学を2000年に卒業して、服バカ世代だった私は「自分が着るものにこだわりはなくても、良いものと悪いものぐらいわかる」ので、

妥協で商品を買うのが嫌なタイプ。
「とりあえず、この売場で売ってる中からなんか良さそうなもの買おうか~」と軽々しく決められないところが良くも悪くもある。

イッチャンは体重2836グラムでしたの画像

エアバギーを選んだ決め手は?

そんな自分なので、

  1. 行けそうなベビーカー販売店には全部行って
  2. ベビーカーの実体験系・まとめ系ブログもしっかりチェックして
  3. センスのいいママ友にもちゃっかり探りをいれて

それで選んだのが「エアバギー」だった。

でも、実際はこれ「消去法」ですよ。

自分が絶対に譲れないところ。
それは、「押し心地に満足できるか?」

確かにエアバギーは、というかGMPインターナショナルはマーケティングが上手。

だけど、そんな見てくれのかっこよさよりも、なによりも「これだ!」と感じたのは、その押し心地の良さ。難しい言葉では「操舵性が高い」とも言いますね。

あと、コンビやピジョンにあるようなブリブリしたキュートさが製品自体に「ない」ところも、自分が押している姿を想像する上で大事だったようにも思う。

そして、最後は京都に住む目利きで信頼している知人が先にエアバギーを買っており、その感想を押してくれたことも大きかった。

使ってみてのメリットとデメリットは?

先にデメリットをあげておきたい。

デメリット

  1. 重いわ!
  2. 折りたたみが面倒だわ!

重いから、ショッピングモールの階段が大変。エレベーターを探すのも(汗)

でかいし、おりたたみんでも分厚くて持ちにくいから混雑するバスなどの公共交通機関はまず控えたくなるし、なにより玄関のスペースを占領してしまうのが難点だった。

メリット

  1. おしやすい~
  2. よけやすい~

やっぱり、これに尽きるかな。

おしやすいのは、自分の気持の問題。
自分の歩くペースを邪魔されずにスイスイ押し歩けるのは快適だった。

一方、よけやすいというのも大切で、混んだ場所だと対抗する人々を細かくよけていかなければならない。

フレームがぎしぎしする思いのほか曲がろうにも曲がってくれない他社メーカーのベビーカーを押す自分を想像するとそれだけで変なところに汗を掻くぐらい嫌な気持ちになる。

そんなわかりきった状況に、みすみす突っ込んでいくワケないでしょう・・・

どんなに軽かろうが、
どんなに可愛らしかろうが、

思ったとおりの方向に曲がれない自転車を買いますか?って話です。

ディズニーランド仕様の重装備もらくらく

これからエアバギーを買おうか検討される方へ

なにを選ぼうが「ママの自由」です。

私も、自分たち夫婦の問題として選択を主導しましたが、別にママが「いや~、これ可愛いい♪」と気分で選ぶのも否定したくありません。

でもですよ。

ベビーカーって一人で押すものですが、二人が押すものでもあります。

そのどちらにも「ストレスがない」ものが、きっといいベビーカーなんだと思います。

無駄なところで体力を消耗して、子どもに雑にあたるより、お互いが快適だと思えるものを計画的に選べたほうがいいに違いありません。

これから1~2年、その愛車とともに過ごす日々は長いです。
そのどの場面にも写っているかもしれない義足のように大切な存在。

だからこそ、選ぶ基準については気をつけてくださいね。

リトル・ママフェスタ 東京ではおしゃれなベビーカーも多かったです!

余談:メーカーに勝手に一言

一応、エアバギーのことを褒めたつもりでおります。

しかし、ちょっとお値段高すぎませんかね?

主要モデルが「COCOブレーキ」と「プレミア」に絞られている割には。。

聞いた話によると、台湾でのフレームシャーシ製造コストもろもろの計算をしても、実売5万円ぐらいまでが妥当なのかなと思います。

GIANTやTrek、Meridaといったクロスバイクと同等またはそれ以上の構造がここにあるとは見えません。

ましてや他メーカーについては何をか言わんやですが…

このような市場の中で、僕は中古(リユース)と新品の二台持ちをおすすめしていこうと決めました。

エアバギーはおそらく躯体の頑強さからして、3年以上は持つしろものです。

一方、乗られている期間は2歳ぐらいまでだと思います。
その頃になると軽いB型が絶対に欲しくなっていますから。

メーカーから発売開始されてからはや10年以上が経っています。

そろそろタンスの肥やしになっているエアバギーが市場に溢れてもおかしくないはず。

程度の良いものを、リメイクする業者が現れて、それを1~2.5万円で販売されるか二年間ほどレンタルできると嬉しい。

そして、2歳がくるのを待たずに最初から軽いB型ストローラーを購入(新品)し、二台体制でベビーとの生活を考えていく。

これなら、

  • ゆったり利用のエアバギー(3万円以内)
  • 電車、バス、保育園送迎用の軽いストローラー(1万円程度)

という風に、経済的にもやさしく、環境にもやさしい使い方ができそうに思います。

ベビーカーって、大切な第一子のために、真綿で包むもののように慎重に選ばれるべきものだと思いますが、それに対してもリメイク業者が特別な洗浄とクリエイティブなアレンジで、むしろセカンドユーズのものを押していることがかっこいい世の中になっても面白いと感じているのでした。

3年乗ってもまだまだ序の口

そのために必要なことは?

こちらについては長くなりそうなので、また日を改めて書くことにします。

終わり

管理人による旬の買い方紹介

2024年3月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月発売見込み)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

私は私でできることをやっていきます。

基本はトータル7万円で卒業するのが理想

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管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
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