2024年3月のタイプ別おすすめ 

【8万円?】円谷プロよりウルトラマンのかいじゅうステップベビーカーが発売!

メーカーの意図を好きになれるかどうかがポイント

コンビ社は円谷プロとコラボして、「ウルトラマン」シリーズの子ども向け「かいじゅうステップ」のイラストを配したF2plusをベース車体とするベビーカーを2種類発売した。
カバー部分などに描かれており、子どもが喜んで乗ってくれるようにということらしい。

正式な商品名は、

『F2plus エッグショック AJ ピグちゃんとふうせん』

『F2plus エッグショック AJ カネちゃんの天体観測』

メーカーサイト:https://www.combi.co.jp/products/stroller/playingbuggy/order-made/

ウルトラマンとコンビとの付き合いは長いようで、過去には『M78 ウルトラマンドリームベビーカー&チャイルドシート』を2005年に発売していたりもする。

こちらの方が、40代の私にはなじみが深い『ウルトラマン』である。

今回発売のモデルは、可愛いがテーマなのかもしれないが、それならば周りの人や押し手の親の目線から可愛いを感じられるキャノピー(ベビーカーの帆)部分にイラストを大きく配する形ではなくて、子どもの一番目に付くフロントバーのカバーなんかをもうちょっと工夫してあげればよかったんじゃないの?とは感じた。

目次

どんな人におススメか?

・『かいじゅうステップ』が好きだ
・可愛いベビーカーがいい
・F2plusで人と被らないベビーカーが欲しい
・ウルトラマン好きのあの人にプレゼントしたい
・価格はこの際考えなくていい

東京ベビーカーDBはどう考えるか?

F2plusの通常モデルが35,000円なら、こちらのモデルは80,000円。同じ機能でデザインだけウルトラマン仕様なら、その「可愛さ」を評価する人にはそれだけの価値があるというもの。
ただ僕はそれを不審がる。「そんな人、本当にいるか?」
そこよりも、ターゲットは『かいじゅうステップ』というキーワードだろう。
かいじゅうステップのユーザーにも、『コンビという会社(の製品)』を注目してほしい。
その入り口となる広告塔として、このような受注生産の形で用意しているのではないか。
値段が高いのは円谷プロへのライセンス料が影響しているかもしれないが、ここは大量に売るものではないからこれでいいのだろう。

結論

ようこそコンビへ!
広告が立派な会社は、広告・宣伝費も立派である。
そのコストの負担はどこにしわ寄せが来るのか?

可愛さの追求なら、ウルトラマンでもこんな形の指人形をフロントカバーにつけるだけでも子どもにとってより楽しい装置になるし、


※上記の商品は指人形ではなく、普通のフィギュア。

パパの視点から懐かしいウルトラマンをベビーカーにアレンジするなら、

こんな商品を親と子の安全の観点から開発して、

「ママがベビーカーから3分以上離れたら、カラータイマーが鳴り響く・・・」

といった、機能でウルトラマンをほうふつさせる商品があってもいい。

また、ウルトラマンの造形を模した美しいデザイン性というならば『シルバークロスのサーフ2』や『BABYZENのZEN』というモデルがあった。

僕が勝手に思うには、キャラクターものの商品をこういった生活のメインアイテムにするのは少し怖いということ。

ペールトーン調で薄口の色合いは、雨風吹いて汚れていくベビーカーの手入れが大変になる。
逆に汚れが目立つ印象を与えるだろう。

親をノスタルジックな気持ちにさせたいのなら、コンビは60周年記念モデルとしてこんな素敵なモデルを持っているのだから、これを6万円とかじゃなくて、もっと真面目な価格で作ってもらいたいものだ。

そして僕はフロントバーにゾフィーの胸のつぶつぶとカラータイマーがあつらわれたベビーカーが欲しい。

キャラクターの個性は造形に。可愛さはアクセサリー(外付け)で取り入れるのがいい。


管理人による旬の買い方紹介

2024年3月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月発売見込み)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

私は私でできることをやっていきます。

基本はトータル7万円で卒業するのが理想

どれか一台だけと言われればコレ👇
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管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
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